個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】B’z/BLOWIN’

投稿日:2019年6月23日 更新日:

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。

『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティスト・トータル・セールス(CD)が歴代1位という記録は最もインパクトのあるものではないでしょうか。

シンプルに、日本の歴史上最もCDを売り上げたアーティストが、この『B’z』というバンドなのです…!

CDという媒体自体が売れない時代になった今、この記録を塗り替えるアーティストが現れることはないかもしれませんね…。

今回は、『B’z』の個別楽曲、『BLOWIN’』のレビューです。

※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z

parachute

『BLOWIN’』の全体概要

基本情報

アーティストB’z
曲名BLOWIN’
演奏時間3:53
作詞稲葉浩志
作曲松本孝弘
編曲松本孝弘 & 明石昌夫

10thシングルのA面曲。売上枚数約176万枚のミリオンヒット作品。

このシングルのカップリング曲はファン人気の高い『TIME』が収録されています。

『BLOWIN’』収録アルバム

アルバム名トラック#
B’z The Best “Treasure”1
B’z The Best “ULTRA Treasure” (DISC 1)1
B’z The Best XXV 1988-1998 (DISC1)10

オリジナルアルバム未収録。

『B’z The Best “ULTRA Treasure”』には生音感が増した”-ULTRA Treasure Style-“にて収録されています。

※『BLOWIN’』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

爽やかなサウンドと耳残りのよいキャッチーなサビが気持ちいい1曲、『BLOWIN’』。

サビと同じメロディーを派手な音色でイントロに使ってたり、ついつい口ずさみたくなる歌詞だったり、90年代J-POPのヒット曲っぽい香りがプンプンに漂っております。事実、本作『BLOWIN’』は総売上枚数が約176万枚と、『B’z』の歴代シングルの中で3番目のヒットを記録しています。

『B’z』側に本作『BLOWIN’』に特別な思い入れがあるのか、ベストアルバム『B’z The Best “ULTRA Treasure”』には再録版の”-ULTRA Treasure Style-“が収録されています。

さらに、この『B’z The Best “ULTRA Treasure”』はリリース順に楽曲が収録されているのですが、最も古いわけでは無い本作『BLOWIN’』が例外的にも1曲目として収録されています。このことからも、なんとなく『B’z』側が本作『BLOWIN’』に特別な思い入れを感じているような気がするんですよね。

…本当のところはわかりませんが 笑。

さて、本作『BLOWIN’』、すごく爽やかでノリのいい楽曲なので、勝手に夏の歌だと思っていましたが、リリースされたのは1992年5月だったようです。

夏というにはちょっと早すぎる季節でした…が、やっぱり『BLOWIN’』を聴くと夏って感じがします!

海に向かう車の中で聴くと、最高の気分になれそうな1曲です。

ブローウィンブローウィンインザウィンディエス!

『BLOWIN’』収録アルバムレビューリンク

※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/HURT

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 自身主宰のLUNATIC FEST.ではベテランバンドから若手バンドまでを巻き込み、日本の …

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/猟奇的なキスを私にして

ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』 注目のされ方 …

【個別楽曲レビュー】GLAY/JUNK ART

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 同郷の友人で組んだバンドが天下を取るという、少年漫画もびっくりの熱いストーリーも『GLAY』の魅力の一つです。青春を …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/KEY WORD

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 2006年突如解散してしまいましたが、最近になってライブを開催してみたりファンクラブを再始動させたりと …

【個別楽曲レビュー】相対性理論/三千万年

2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』! 実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。 最初のミニアルバム『シフォン主義』の発表から10年以上が経過した …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。