個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/ゲスな三角関係

投稿日:2019年1月19日 更新日:

2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。

とは言え、有名人が不倫騒動を起こすと未だに“ゲス不倫”などと呼ばれる辺り、世間に対して名を残すということには成功しているのかもしれません(?)

今回は、『ゲスな三角関係』の個別楽曲レビューです。

※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。

carnival

『ゲスな三角関係』の全体概要

基本情報

アーティストゲスの極み乙女。
曲名ゲスな三角関係
演奏時間3:27
作詞MC.K
作曲MC.K
編曲?

作詞作曲のMC.Kは川谷絵音の別名。

『ゲスな三角関係』収録アルバム

アルバム名トラック#
踊れないなら、ゲスになってしまえよ3

『ゲスの極み乙女。』2ndミニアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の3曲目に収録。

※『ゲスな三角関係』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

余計なお世話…。

そう、余計なお世話とはわかっていても、『ゲスな三角関係』なんて曲名を『ゲスの極み乙女。』の楽曲リストから見つけてしまったら…あの事件を連想せずにはいられないというのが人情です。

本作『ゲスな三角関係』収録のアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』がリリースされたのが2013年、あの事件がセンテンススプリングにすっぱ抜かれたのが2016年ですので、時系列的には本作とあの事件とは関係ないと思われます。

しかしながら、例の件と結び付けて聴いてしまう人間の思考回路を止める術はありません。。。

本作で描かれている「三角関係」は“女性二人が一人の男性(ワタル)を取り合う”という構図。

楽曲は女性の視点で歌われており、片方の女性がもう片方の女性を疎ましく思う心情が展開されています。

女性視点というのはさておき、登場人物が男1女2というところも、例の事件にぴったりハマってしまっているのが何とも言えませんね 笑。

本当に余計なお世話ですが、川谷絵音は予言者かよと思うくらいの作品内容です。

そんな先入観バリバリで聴いてしまう本作『ゲスな三角関係』ですが、楽曲自体は本当に素敵です。目まぐるしく変わる展開と、スカッとしたサビが『ゲスの極み乙女。』らしくていいですね。

あと、個人的にはサビの歌メロの裏で鳴っているピアノの旋律がかっこいいなって思って聴いています。メインのボーカルを邪魔しすぎず、それでいて存在感のある絶妙なピアノです。

Amazonで試聴できます。

『ゲスな三角関係』収録アルバムレビューリンク

※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】B’z/もう一度キスしたかった

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Dear My Friend

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【個別楽曲レビュー】ポルカッドットスティングレイ/シンクロニシカ

2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!! 女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドで …

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Old Dreams

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【個別楽曲レビュー】GLAY/カナリヤ

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 シングル、アルバムともにミリオンヒットを連発し、商業的な成功という意味においては、『GLAY』のデビューをプロデュー …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。