個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/月の歌

投稿日:2018年4月19日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新作をリリースしてくれていますね。

この復活を機に、イエモンの楽曲の魅力が再評価されることを影ながら願っています。

今回は、アルバム『FOUR SEASONS』の8曲目、『月の歌』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

nature

『月の歌』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名月の歌
演奏時間5:19
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

『月の歌』収録アルバム

アルバム名トラック#
FOUR SEASONS8

オリジナルアルバム『FOUR SEASONS』の8曲目に収録。

※『月の歌』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

歌謡曲風のイントロがイエモンらしいバラードナンバー、『月の歌』。

この、割と露骨な歌謡曲風テイストは、初期イエモンのアルバム、例えばメジャー2ndの『EXPERIENCE MOVIE』辺りに入っていても違和感がなさそうです。本作『月の歌』が収録されている『FOUR SEASONS』は2ndアルバムの頃に比べるとポップ路線な仕上がりですので、ちょっとした原点回帰というところでしょうか。

『月の歌』というシンプルな曲名通り、「月」に向かって語り掛けるような内容の歌詞になっています。その視点をどう捉えるか…ですね。

正直なところ、私はイエモンにしては凡作なんじゃないかな、というのが本作『月の歌』に対する感想です。。。

勝手な妄想ですが、すごく苦しみながら書いたような歌詞な気がします。この苦しいというのは、”アイディアが浮かんでこない”という意味での”苦しい”です。そして、往々にして、”あーでもない、こーでもない”と苦しんで生み出した楽曲って、サラッと作った曲に比べてあんまり人に響かなかったりするんですよね。。。

(こんな偉そうなこと書いて、事実は全然違ってたらすみません。。。)

ということで、本作『月の歌』、アルバムを聴いていて流れてきたら、けっこう飛ばしがちな楽曲だったりします。。。

ただ、アルバム『FOUR SEASONS』は次曲『追憶のマーメイド』からが本番(?)で、ここからテンションが上がっていくわけですよ!

そういう意味で、『月の歌』がアルバム『FOUR SEASONS』におけるテンションの境目ですね 笑。

Amazonで試聴できます。

『月の歌』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/キラーボール

2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。 とは言え、有名人が不倫 …

【個別楽曲レビュー】ポルカッドットスティングレイ/ポルカドット・スティングレイ

2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!! 女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドで …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/Claustrophobia

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE&#822 …

【個別楽曲レビュー】B’z/もう一度キスしたかった

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/腐男子

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。 自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。