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【個別楽曲レビュー】X JAPAN/PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)

投稿日:2018年5月2日 更新日:

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。

YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。

2007年の再結成とその後の世界進出で、解散前よりもパワーアップした『X JAPAN』にまだまだ目を離せませんね!

今回は、『X JAPAN』の楽曲、『PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)』のレビューです。

※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

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『PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)』の全体概要

基本情報

アーティストX JAPAN
曲名PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)
演奏時間2:35
作詞YOSHIKI
作曲F.Marino
編曲X

インスト曲。

カナダのロックバンド『Frank Marino & Mahogany Rush』の『World Anthem』をカバーした楽曲です。

『PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)』収録アルバム

アルバム名トラック#
BLUE BLOOD1
PERFECT BEST (Disc 1)1

メジャー1stオリジナルアルバム『BLUE BLOOD』の1曲目に収録。

Amazonで試聴できます。

※『PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『X JAPAN』のオリジナルアルバム1曲目の多くはインスト曲になっています(2018年現在、1曲目がインストでないアルバムはメジャー3rdの『DAHLIA』のみ)。

本作『PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)』はアルバム『BLUE BLOOD』のファーストトラックを飾るインストです。

カナダのロックバンド『Frank Marino & Mahogany Rush』の『World Anthem』のカバーで、メロディーラインや雰囲気は割と原曲そのまま。

曲の最後に語りが入って次の曲『BLUE BLOOD』に繋がるところが原曲との大きな違いでしょうかね。

『X JAPAN』によるカバーと言えば、他にも『T. Rex』の『20th Century Boy』があります。こちらはシングル『紅』のカップリングとして収録されており、アルバムとしては『X SINGLES』にて聴くことができます。

日本における原曲の知名度ではこちらの方が上でしょう。

本作『PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)』、インスト曲にしては珍しく『PERFECT BEST』にてベストアルバム収録を果たしています。なお、『PERFECT BEST』にはライブバージョンでの収録。

こちらはメンバーの名前を呼ぶ語りに変わっており、スタジオ版に比べて、より”プロローグ”感が出ています。

『PERFECT BEST』は収録曲のラインナップ的にあまりオススメのベストアルバムではありませんが、こういったレア音源目当てであれば購入の価値ありです。

『PROLOGUE (〜WORLD ANTHEM)』収録アルバムレビューリンク

※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。