『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!
UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二!
元々3人組のバンドでしたが、ギターが抜けて今は男女の二人組。女性一人+男性二人のバンドやユニットって、なぜか男性が一人抜けるケースが多いですよね(例えばドリカムとかELTとか)。J-POP界におけるあるあるの一つだと思います 笑。
今回は、『the brilliant green』の2ndアルバム『TERRA2001』の6曲目、『SEPTEMBER RAIN』の個別楽曲レビューです。
※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green
『SEPTEMBER RAIN』の全体概要
基本情報
アーティスト | the brilliant green |
曲名 | SEPTEMBER RAIN |
演奏時間 | 4:24 |
作詞 | 川瀬智子 |
作曲 | 松井亮 |
編曲 | the brilliant green |
『SEPTEMBER RAIN』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
TERRA2001 | 6 |
2ndアルバム『TERRA2001』の6曲目に収録されています。
※『SEPTEMBER RAIN』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム曲として少数収録される松井亮作曲の作品の一つ『SEPTEMBER RAIN』。
アルバム『TERRA2001』における松井亮作曲の作品は本作『SEPTEMBER RAIN』に加え、#8 『Round and Round』の計2曲が収録されています。
個人的には『SEPTEMBER RAIN』も『Round and Round』もけっこう好きですし、前作『the brilliant green』においても、『I’m In Heaven』や『Baby London Star』はかなりお気に入りな作品でしたので、この人の作る曲はけっこうツボなのかもしれません。
本作『SEPTEMBER RAIN』はちょっと気だるい感じのギターリフが印象的です。
夏の夕立ほど激しくはないけど、冬に降る冷たい雨ほど無機質に凍り付くような感じでもない、そんな”気だるい雨模様”をイメージして『SEPTEMBER RAIN(9月の雨)』と名付けられているのかもしれませんね。
…ただ、ここ最近の日本の9月は十分夏の部類です 笑。少なくとも体感上は。
アラサーの私の中では確かに”9月≠夏”であり、四季で言えば9月は秋に分類されますので、『SEPTEMBER RAIN』で夏の夕立のような雨を想像することはしません。しかし、最近の日本のような”暑い9月”しか知らない子たちがこの曲名を見ると、また違ったイメージを持つかもしれませんし、10年後の私がこの曲名を見たときに、また違う印象を抱くかもしれません。
気候の変化は生態系への影響もありますが、微細な心情を描く芸術の世界にも影響を与えていくことは必至なのかな…なんて『SEPTEMBER RAIN』を聴きながら思った次第です。
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『SEPTEMBER RAIN』収録アルバムレビューリンク
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