2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!!
復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていってほしいです。
一見ふざけているようで、でも実は芯を捉えた歌詞も魅力の一つですね。下手にかっこつけてない言葉だからこそ、胸にとっても響きます。
今回は、『THE YELLOW MONKEY』の個別楽曲、『花吹雪』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『花吹雪』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | 花吹雪 |
演奏時間 | 4:37 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
『花吹雪』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SICKS | 10 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 1) | 12 |
イエモン-FAN’S BEST SELECTION- | 14 |
THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST | 14 |
オリジナルアルバム『SICKS』の10曲目に収録。
非シングル曲ですが、ベストアルバムの常連です。
『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』の楽曲投票では堂々の第3位で、非シングル曲としては最高位を獲得。非常に人気の高い曲と言えます。
※『花吹雪』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
個人的に大好きな1曲です。
メンヘラなんじゃないかと思うほど病的な想いが込められた歌詞が素敵です!
オリジナルアルバムの『SICKS』に収録されていますが、アルバム名とぴったりです。
歌詞の考察は他サイトの方が詳しいと思いますが、”花の木の下に君の死体説”はしっくりくる解釈ですね。
死体の養分で育った木と、それが咲かせた花を”君”の生まれ変わりのように思っていると考えれば、1番のAメロ、Bメロはまさにその通りです。
死別してしまったからこそ、これほど病的な想いが込められているのかもしれません。
ちなみに、曲中に登場する”花”は勝手に桜だと思い込んでいましたが、改めて歌詞を確認すると、そう断定できる言葉は見当たりませんでした。
どうしても、花吹雪=桜吹雪を想像してしまいますが。
曲中のオルガン(?)の音が印象的なのですが、この音は『The Beatles』の『In My Life』を彷彿とさせます。
レトロでかわいらしいメロディーが似てません?
『THE YELLOW MONKEY』の本作『花吹雪』は『In My Life』に比べるとバンドサウンドが強めの曲調ですが、このかわいらしいオルガンの音が『THE YELLOW MONKEY』独自の妖しい世界観を壊さずに調和しています。
素敵です。
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『花吹雪』収録アルバムレビューリンク
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