個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/ALIVE

投稿日:2019年1月14日 更新日:

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。

YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。

2007年の再結成とその後の新たな飛躍を天国のHIDEも喜んで見守ってくれていると信じています。

今回は、『X JAPAN』の楽曲、『ALIVE』のレビューです。

※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

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『ALIVE』の全体概要

基本情報

アーティストX JAPAN
曲名ALIVE
演奏時間8:24
作詞YOSHIKI
作曲YOSHIKI
編曲X

本作『ALIVE』がアルバム『Vanishing Vision』収録曲の中で最も演奏時間の長い作品です。

『ALIVE』収録アルバム

アルバム名トラック#
Vanishing Vision7
BALLAD COLLECTION5

インディーズアルバム『Vanishing Vision』の7曲目に収録。

※『ALIVE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『ENDLESS RAIN』や『Forever Love』を始めとする『X JAPAN』お得意パターンの長尺バラード。インディーズアルバム『Vanishing Vision』時点でも既に完成された長尺バラードが存在しています。

それが本作『ALIVE』。

歌われている内容は”ボロボロに追い詰められながらも、まだ生きている”というところでしょうか。

曲の最後にタイトルの『ALIVE(生きている)』という単語が使われたフレーズが出てくるのですが、このフレーズは”生きていてよかった”という感じではなく、“残念ながらまだ生きている”という意味合いで歌われているように思います。

『ALIVE』という一見ポジティブな曲名をさずかった楽曲でありながら、実は“生”に対して希望を見いだせない暗い世界を歌っていると、私は解釈しました。

同アルバム『Vanishing Vision』収録曲の中に、”生死”という観点で本作『ALIVE』とは曲名が対称的な『I’LL K■LL YOU』という楽曲があります。

“死”をド直球に意識した曲名のこちらは、ノリノリでちょっと楽しそうなくらいの楽曲である一方、”生”という曲名を冠した本作『ALIVE』は上述の通りの暗さっぷり。

こういった”生死”に対する音楽的な表現の違いも、Xの楽曲のおもしろいところかもしれませんね。

VANISHING VISION 2000年 (型番XXC-1001) (Amazonリンク)

(『Vanishing Vision』のAmazonリンクです。『Vanishing Vision』の過激なジャケットを表示させるとGoogle先生に怒られそうなので、文字リンクの配置とさせてください。)

『ALIVE』収録アルバムレビューリンク

※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。