アルバムレビュー

【アルバムレビュー】THE YELLOW MONKEY/SICKS

投稿日:2017年11月26日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。

テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので、過去の作品を嗜みながら、新作をかじっていくのが、今のイエモンを聴く上での一つのスタイルなんでしょうかね。

今回は、『THE YELLOW MONKEY』のオリジナルアルバム、『SICKS』のレビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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『SICKS』の全体概要

アーティストTHE YELLOW MONKEY
アルバム名SICKS
発売日1997/1/22
収録曲数13
演奏時間75:18

6枚目のオリジナルアルバム。アルバム名は6枚目ということで、“SIX”とかけているのでしょう。

演奏時間はトータル75:18です。東海道線で東京・国府津間とだいたい同じくらいの時間です。

レビュー

『SICKS』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1RAINBOW MAN★★★★☆4
2I CAN BE SHIT, MAMA★★★★☆4
3楽園★★★★★5
4TVのシンガー★★★★☆4
5紫の空★★★★☆4
6薬局へ行こうよ★★☆☆☆2
7天国旅行★★★★☆4
8創生児★★★★☆4
9HOTEL宇宙船★★★★★5
10花吹雪★★★★★5
11淡い心だって言ってたよ★★★★☆4
12見てないようで見てる★★★★☆4
13人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)★★★★★5

ドハマりした曲は少な目ですが、ベストアルバム常連の『花吹雪』はイエモン史上でも上位に入る(と個人的に思っている)名作。

なお、#13 『人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)』には演奏終了後に無音時間と隠しトラックが収録されています。

※『SICKS』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『SICKS』全体の感想

本作『SICKS』、『THE YELLOW MONKEY』のアルバムの中で一番の傑作と言われることが多い作品です。

確かに、内容は濃いですよね。5分越えのトラックが6曲もあって、一つ一つがこってり目の味付けです。#5 『紫の空』とか、#11 『淡い心だって言ってたよ』辺りの味が好みなら、この『SICKS』というアルバムも好きになれるんじゃないかなと思います。

逆に、この辺りが受け付けないのならば、『SICKS』をヘビロテする気になれないでしょう。

アルバム名の『SICKS』通り、このアルバムを通して聴くと、”病んだ気”になります

学生や社会人なら、週末の日曜にこのアルバムを聴くと、気分と音楽がシンクロするかもしれませんね 笑。

もちろん、私はシンクロしまくりです 笑。

日曜の午後にこのアルバムを聴きながら散歩すると、サザエさんを見るより憂鬱になります。ただ、これも”人生の味”かと思えば悪くないものです。

一方、本作『SICK』に全く救いがないかというと、そうではありません。

アルバムを通して聴いて憂鬱になったところで、最終トラック#13 『人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)』が流れ出すと、非常に感動的な気持ちになれます。

この曲自体は悲しい歌なんですけど、アルバム『SICKS』の最後に配置されることで、救われたような気になるというか、“今憂鬱になっているこの気分は、自分の人生の中で大した意味を持っていないや”って気持ちになれます。

いずれにせよ、最初から最後まで通して聴ける環境で楽しみたい、そんなアルバムです。

Amazonで試聴できます。

『SICKS』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。