2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。
テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので、過去の作品を嗜みながら、新作をかじっていくのが、今のイエモンを聴く上での一つのスタイルなんでしょうかね。
今回は、アルバム『SICKS』の11曲目、『淡い心だって言ってたよ』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『淡い心だって言ってたよ』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | 淡い心だって言ってたよ |
演奏時間 | 6:06 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
6分越えの作品ですが、アルバム『SICKS』にはこれより長い曲がさらに3作収録されています。
『淡い心だって言ってたよ』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SICKS | 11 |
アルバム『SICKS』の11曲目に収録。
※『淡い心だって言ってたよ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アコースティックギターを中心としたサウンドで、ゆっくりとした時間の流れを感じさせる1曲、『淡い心だって言ってたよ』。
アルバム『SICKS』を聴いていてこの曲が流れてくると、終盤に差し掛かったなって思います。
なんとなくですが、雰囲気が『The Beatles』っぽいです。変なコード進行とか、曲が進むにつれてどんどん狂気じみていくところとか。時期で言えば、ホワイト・アルバム辺りに収録されていそうな印象です。
それから、この曲の吉井和哉の歌い方も、ジョンレノンっぽくありません?
こう、志村けんが”アイーン”って言うときの発音で歌う感じと言いますか、のどを震わせるような歌い方と言いますか。そういう感じがジョンレノンっぽいなって思うんです。
『SICKS』収録曲は後のベストアルバム『THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST』に数多く収録されているのですが、本作『淡い心だって言ってたよ』は今のところ『SICKS』のみに収録です。
『SICKS』収録曲の中では『花吹雪』や『HOTEL宇宙船』が好みなのですが、ベストアルバム収録外の曲で言えば、この『淡い心だって言ってたよ』が一番好きかな。
歌詞の狂気性がクセになります。
例えば、曲名に入っている「淡い心」についてですが、歌詞によると、「メビウス」な状態について「さっき見た天使」が言ってたことらしいんです。
…は?
…
…アコースティックな曲調に乗せて歌われる、こんな狂気まみれな歌詞が最高ではありませんか!
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『淡い心だって言ってたよ』収録アルバムレビューリンク
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