個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/I CAN BE SHIT, MAMA

投稿日:2017年11月30日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。

テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので、過去の作品を嗜みながら、新作をかじっていくのが、今のイエモンを聴く上での一つのスタイルなんでしょうかね。

今回は、アルバム『SICKS』の2曲目、『I CAN BE SHIT, MAMA』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

portrait

『I CAN BE SHIT, MAMA』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名I CAN BE SHIT, MAMA
演奏時間4:32
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

「アッカンベーしたまま」というフレーズを、発音がそれっぽくなるような英文にした曲名がついています。

ちなみに、『I CAN BE SHIT, MAMA』をGoogle翻訳にかけると、“私は、ママができます”という回答がもらえました。なんのこっちゃ 笑。

『I CAN BE SHIT, MAMA』収録アルバム

アルバム名トラック#
SICKS2

アルバム『SICKS』の2曲目に収録。

※『I CAN BE SHIT, MAMA』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

イエモンらしいロックンロールな1曲、『I CAN BE SHIT, MAMA』。

イエモンらしさってどこか?と言われると、サビの地味さがそう感じさせるのかなという気がします。

よくあるJ-POPみたいに、サビに全ての音楽的な盛りあがりを仕込んで、高音歌メロを展開するような作りじゃないんですよね。本作『I CAN BE SHIT, MAMA』のサビは、”印象的な歌詞、フレーズを繰り返すところ”という位置づけに留まっているように思います。

歌メロも特別高音な作りでもなく、そういう意味で、地味という言葉を使いました。

その代わり…というわけではないですが、1番Aメロにお気に入りのフレーズがあります。「できすぎた話を…」っていう部分です。

ここの歌詞とメロディーのノリがよくて、ついつい口ずさんでしまいます。

『I CAN BE SHIT, MAMA』もそうですけど、イエモンの楽曲って、”サビだけを集中して聴く”っていう姿勢だと、”盛りあがりに欠けてイマイチ”って感想に着地しちゃって、楽しめないと思うんですよね。

それより、フワッと全体を聴き流しながら、Aメロ辺りに落ちているフレーズが心を突き刺す瞬間を待つ、そういう楽しみ方が合っている気がします。

Amazonで試聴できます。

『I CAN BE SHIT, MAMA』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/スレッドダンス

2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。 とは言え、有名人が不倫 …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/「天と地」と「0と1」と

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 2006年突如解散してしまいましたが、最近になってライブを開催してみたりファンクラブを再始動させたりと …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/ATENA

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 このバンドが活躍していた90年代後半から00年代前半頃はまだ”中二病”という言 …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/milky way

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】相対性理論/ふしぎデカルト

2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』! 実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。 メンバーの中ではボーカルの「やくしまるえつこ」がソロでも曲を出し …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。