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【個別楽曲レビュー】黒夢/後遺症 -aftereffect-

投稿日:2018年11月11日 更新日:

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。

ヴィジュアル系にカテゴライズされるイメージがありますが、その音楽性はアルバムをリリースする度にガラッと変わっており、一つのジャンルで括ることはなかなかに難しいバンドです。

 

今回は、『黒夢』の楽曲、『後遺症 -aftereffect-』のレビューです。

 

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全体概要

基本情報

アーティスト 黒夢
曲名 後遺症 -aftereffect-
演奏時間 3:11
作詞 清春
作曲 清春
編曲 黒夢 & 土方隆行

 

収録アルバム

アルバム名 トラック#
EMI 1994〜1998 BEST OR WORST 【HARD DISK】 15
CORKSCREW 4

メジャー6thアルバム『CORKSCREW』の4曲目に収録。

 

レビュー

アルバム『CORKSCREW』の非シングル曲の中で、ベストアルバム『EMI 1994〜1998 BEST OR WORST』に唯一収録された楽曲が本作『後遺症 -aftereffect-』。

ベストアルバム『EMI 1994〜1998 BEST OR WORST』については、『黒夢』サイドが選曲に携わっていたはずです(確か)。なので、『黒夢』としても、本作『後遺症 -aftereffect-』はアルバム『CORKSCREW』収録曲の中でも自信のある部分だった…と解釈していいのではと思います。

確かに、『CORKSCREW』の収録曲らしく、非常にパンクなバンドサウンドに仕上がっている上に、サビがキャッチーで聴きやすさもありますよね。

 

しかし、私個人的には、曲名にもなった「後遺症」という言葉を発見したことが本作の魅力だと思っています。

「後遺症」…字面的にも退廃的なパンクっぽくあり、『黒夢』という漢字のバンド名と並べてもしっくりきます。

あと、”こーいしょー”という言葉のリズムが最高に音楽的ですよね。”ターッター”という跳ねるようなリズムを持った歌メロと組み合わせると、とてもかっこよく響く言葉だと思います。実際、楽曲の方でも”ターッター”というリズムの歌メロに乗せ、”こーいしょー”と歌っています。

 

ということで、字面的にも発音的にもかっこいい「後遺症」という言葉、その発見こそが本作『後遺症 -aftereffect-』のもっと評価されるべきポイントだと思っています。

もちろん、息つく間もない程に攻撃的なバンドサウンドもかっこいいです。

 

『後遺症 -aftereffect-』が収録されているアルバム『CORKSCREW』のレビューはこちらからどうぞ!

【アルバムレビュー】黒夢/CORKSCREW

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。