アルバムレビュー

【アルバムレビュー】黒夢/CORKSCREW

投稿日:2018年11月4日 更新日:

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。

ヴィジュアル系にカテゴライズされるイメージがありますが、その音楽性はアルバムをリリースする度にガラッと変わっており、一つのジャンルで括ることはなかなかに難しいバンドです。

今回は、『黒夢』のアルバム、『CORKSCREW』のレビューです。

※『黒夢』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/黒夢

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『CORKSCREW』の全体概要

アーティスト黒夢
アルバム名CORKSCREW
発売日1998/5/27
収録曲数14
演奏時間44:34

活動再開後にオリジナルアルバムの発表がありましたが、それまでは本作『CORKSCREW』が長年『黒夢』の最後のオリジナルアルバムでした。

また、本作『CORKSCREW』が『黒夢』のオリジナルアルバムの中で最も売り上げ枚数の多い作品になります(約48万枚)。

演奏時間はトータル44:34。横須賀線で東京・戸塚間とだいたい同じくらいの時間です。

レビュー

『CORKSCREW』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1M■STURBATING SMILE★★★★★5
2FASTER BEAT★★★★☆4
3SPOON & CAFFEINE★★★★☆4
4後遺症 -aftereffect-★★★★★5
5CANDY★★★★☆4
6少年 -screw mix-★★★★★5
7TELL★★★☆☆3
8ROCK ‘N’ ROLL★★★★☆4
9HELLO, CP ISOLATION★★★★☆4
10YA-YA-YA!★★★★☆4
11COWBOY★★★★★5
12MARIA -screw mix-★★★★★5
13KNEES TO BREAK★★★☆☆3
14LAST PLEASURE★★★★☆4

このアルバム聴いてテンション上がらなかったら、それはきっと不感症です。

なお、#1は下ネタなワードが曲名に入っているので、Google先生を怒らせないよう伏字を入れています(ビビりすぎ)。

※『CORKSCREW』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『CORKSCREW』全体の感想

演奏時間の短い攻撃的な楽曲を畳みかけるように叩きつけていくアルバムが本作『CORKSCREW』。

こんなに漢らしいアルバムは聴いたことないってくらい名盤です。

とにかく、1曲目から痺れる攻撃的な楽曲が繰り出され、14曲中ずっとその手は緩められることはありません。

シングルにもなった#6 『少年』に代表されるように、反抗期の少年のごとく、常に何かに歯向かうような楽曲で溢れています。

その”反抗期の少年感”は、もちろん歌詞にも表れているのですが、バンド隊が奏でる音楽自体も非常に反抗的。

シングル楽曲の#6、#12がアルバムバージョンになっているのも、『CORKSCREW』というアルバムの持つ攻撃性に合わせた形なのでしょう。シングルに比べて、特にベース音の迫力が増しているように感じます。

それでいて、全体的に歌メロはキャッチーなのもいいですね。アンダーグラウンドになりすぎていないため、初めて聴く方でもすんなり楽しめるはず。

本作『CORKSCREW』は攻撃的過ぎて『黒夢』初心者には向かないと思われるかもしれませんが、むしろ『黒夢』初心者の方こそ、この攻撃性とキャッチーさのバランスにいい意味で面食らって欲しいです 笑。

Amazonで試聴できます。

『CORKSCREW』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『黒夢』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/黒夢

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。