伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、個別楽曲『CRIME OF BREEN St.』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide
目次
『CRIME OF BREEN St.』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide |
曲名 | CRIME OF BREEN St. |
演奏時間 | 1:17 |
作詞 | hide |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
アコースティックギターとエレクトリックピアノによるインスト曲。
『CRIME OF BREEN St.』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
HIDE YOUR FACE | 6 |
オリジナルアルバム『HIDE YOUR FACE』の6曲目に収録。
※『CRIME OF BREEN St.』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
オーストラリアのビクトリア州、メルボルンの北西側に位置するところにベンディゴという都市があります。ベンディゴ市民の方には申し訳なのですが、一般の日本人には全く知られていない知名度皆無の都市です。
なぜそんなマイナーな都市の話をしているのかと言いますと、ここベンディゴに“Breen St”という道があるそうなのです。そう、本作『CRIME OF BREEN St.』の曲名に登場する”BREEN St.”です!
海外のマイナーな都市が、一気に身近に感じられるようになりましたね 笑。
本作『CRIME OF BREEN St.』とベンディゴのBreen Stに”いったいどんな関係性があるのか?”と思って調べてみたところ、どうやら何の関係もなさそうだということがわかりました 笑。
『CRIME OF BREEN St.』という曲名ですが、アルバム『HIDE YOUR FACE』の制作に携わったエンジニアの”Rich Breen“が由来だそうです。詳細はこちらをどうぞ。Wikipedia/リッチ・ブリーン
ということで、『CRIME OF BREEN St.』の曲名に登場する”BREEN St.”が現実に存在しているのは、残念ながら(?)ただの偶然だと考えた方がよさそうです。
さて、本作『CRIME OF BREEN St.』の内容ですが、上述の通り、アコースティックギターとエレクトリックピアノによるインスト曲となっています。
即興風の演奏でおしゃれな雰囲気は伝わってくるのですが、いかんせん音量が小さいです。
“通勤・通学のお供”として音楽を聴く方も多いと思いますが、少し交通量の多い道路や電車の中では簡単にかき消されてしまう音量です。場合によっては、#5 『D.O.D. [DRINK OR DIE]』と#7 『DOUBT (REMIX VERSION)』の間に、長めの無音が入っているのかと勘違いしてしまうほど(私の体験談)。
そんなわけで、本作『CRIME OF BREEN St.』を聴く際は静かな環境を用意する必要があります。手軽には楽しめないと考えると、個人的には少々難点に感じます…。
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『CRIME OF BREEN St.』収録アルバムレビューリンク
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