2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!!
女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドです。
一時期GoogleのCMにも出演していましたね。そのときは井上陽水のカバーを歌ってました。
今回は、『人魚』の個別楽曲レビューです。
※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ
『人魚』の全体概要
基本情報
アーティスト | ポルカドットスティングレイ |
曲名 | 人魚 |
演奏時間 | 3:35 |
作詞 | 雫 |
作曲 | 雫 |
編曲 | ポルカドットスティングレイ |
ポルカドットスティングレイが世に知れ出した頃、この『人魚』のMVが発表されたのを覚えています。
『人魚』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
骨抜き E.P | 3 |
全知全能 | 3 |
『骨抜きE.P』の3曲目です。この次の4曲目は『テレキャスター・ストライプ』が配置されています。
3曲目の『人魚』も4曲目の『テレキャスター・ストライプ』もMVが用意されていて、気合の入った曲は意図的にアルバムの後半へ置いているのでしょうか。
1stフルアルバム『全知全能』にも”全知全能 ver.”で収録。
※『人魚』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本ブログでは楽曲レビューを目的にしているので、MVの内容に対して深く言及するつもりはないのですが、この『人魚』のMVはおしゃれですよね!
視力検査のボードにこんな使い道があったなんて!
ドラムロール無しでガツンと入る『人魚』のイントロは、単音フレーズの右チャンネルギターが印象的です。どことなくノスタルジックな感じがします。
右チャンネルのギターといえば、サビで聴こえてくる和音が特徴的ですね。初めて聴いたときはとにかくこの部分が耳に残りました。人によっては歌を邪魔しているように感じるかもしれません。でも、ポルカドットスティングレイの魅力って、このうるさいくらいの右チャンネルギターだと思うんですよね。
1回聴いただけでは気づきにくいですが、AメロとBメロのベースのフレーズが1番と2番で違うのも聴きどころです。
Aメロは1番も2番もベースとドラムメインのおとなしめな楽器構成ですが、2番のベースはスラップを交えたフレーズになっていて、1番よりも激しい主張をしてきます。
一方Bメロのベースは、1番では休符をところどころ入れたリズミカルなフレーズになっていますが、2番は歌うような(うねるような?)フレーズになっていて、意識して聴いてみると全然違うパターンになっています。細かいところにまで作り手のこだわりを感じますね!
それから、最後のサビの終わり方。最後のフレーズを2回繰り返すところ、ドキッとしました。一瞬だけ転調してるんですかね。ブレイクと楽器を縦に合わせた一発が相まって印象深い一節です。
『人魚』収録アルバムレビューリンク
※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ