2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!!
女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドです。
一時期GoogleのCMにも出演していましたね。そのときは井上陽水のカバーを歌ってました。
今回は、彼女たちのアルバム『骨抜き E.P』の2曲目、『心ここに在らず』の個別楽曲レビューです。
※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ
『心ここに在らず』の全体概要
基本情報
アーティスト | ポルカドットスティングレイ |
曲名 | 心ここに在らず |
演奏時間 | 5:00 |
作詞 | ? |
作曲 | ポルカドットスティングレイ |
編曲 | ? |
『骨抜き E.P』は4曲入りのアルバムですが、この『心ここに在らず』を除いた3曲は全て演奏時間が3分台なので、1曲で5分というのはけっこう長めに感じます。
『心ここに在らず』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
骨抜き E.P | 2 |
『骨抜き E.P』の2曲目に収録されています。
※『心ここに在らず』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『骨抜き E.P』収録の中で唯一のスローテンポな楽曲『心ここに在らず』。
そんな中でも、ピアノやストリングスを使わずに飽くまでギター、ベース、ドラムで5分間の世界を作ろうとする根性(?)を感じます。
少ない楽器数でスローテンポの曲を5分間聴かせるって、結構難しいことだと思うんですよね。スピード感でごまかせない分、楽器数が少ないとどうしても単調になりがちなので。
本作『心ここに在らず』は裏声を使うような高音のボーカルと、縦を合わせた楽器隊による導入部が印象的です。イントロ無しでいきなり歌から入るのもポルカドットスティングレイとしては珍しい構成。
アウトロでは、スキャット風のボーカルとギターのユニゾンがいい味出してます。歌も楽器も感情爆発な最後のサビがある一方、ここはちょっと諦めたような雰囲気があって、曲の締め方にストーリー性を感じます。
曲名が『心ここに在らず』と付けられていますが、漢字の当て方に『椎名林檎』を思い出しますね。曲のほうも、歌い方、特に巻き舌の感じなんか『椎名林檎』っぽいです。
メロディへの言葉の載せ方はやっぱりおもしろくて、1度聴いたら覚えてしまうフレーズが結構あります。特にAメロのフレーズはメロディと言葉の組み合わせがお気に入りです。
Amazonで試聴できます。
『心ここに在らず』収録アルバムレビューリンク
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