90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。
シングル、アルバムともにミリオンヒットを連発し、商業的な成功という意味においては、『GLAY』のデビューをプロデュースしたあのYOSHIKI率いる『X JAPAN』を超えたと言っても過言ではないでしょう。(もちろん、CDがたくさん売れた方が偉いとか、そういった話をつもりはないです。あくまで数字的な観点で。)
今回は、『GLAY』の楽曲、『GROOVY TOUR』のレビューです。
※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY
『GROOVY TOUR』の全体概要
基本情報
アーティスト | GLAY |
曲名 | GROOVY TOUR |
演奏時間 | 6:12 |
作詞 | TAKURO |
作曲 | TAKURO |
編曲 | GLAY& 佐久間正英 |
演奏時間は6分超えと長めではありますが、バラードではありません。
『GROOVY TOUR』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
BELOVED | 1 |
オリジナルアルバム『BELOVED』の1曲目に収録。
※『GROOVY TOUR』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『GLAY』のメジャー3rdアルバム『BELOVED』の1曲目が本作『GROOVY TOUR』。
ですので、当たり前の話ですが、私がアルバム『BELOVED』を購入し、CDプレイヤーの再生ボタンを押下して、一番最初に耳にしたのがこの曲。
正直、初めて『GROOVY TOUR』を聴いたときの感動が今でも忘れられません。
『GLAY』らしくポップでロックなイントロの後で伸びやかなTERUのボーカルで歌い上げるサビが始まった時、素直に”めっちゃいい曲!”って思ったんです。
アルバムの1曲目って、”これから始まるアルバムにどれだけ期待感を持たせられるか”という役割があると思うんです。”ワクワク感”と表現してもいいかもしれません。その”ワクワク感”が、本作『GROOVY TOUR』にはぎっしり詰まっています!
演奏時間が6分以上もあるなんて、後で調べて知るくらい、曲が流れている間はワクワクな時間を過ごせます。
この『GROOVY TOUR』が1曲目で演出するワクワク感のおかげで、アルバム『BELOVED』の評価は私の中ではかなり高いです。
結局、『GLAY』のオリジナルアルバムの中では、『BELOVED』を一番ヘビロテしたんじゃないかなってくらい。
そしてさらに恐ろしいことは、1曲目の本作『GROOVY TOUR』が序章にすぎないと言えるほど、アルバム『BELOVED』は濃密な名曲がこの後バンバン登場してくるところなんですよね…。
『GROOVY TOUR』収録アルバムレビューリンク
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