個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/and She Said

投稿日:2019年3月19日 更新日:

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!

かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。

今回は『and She Said』の個別楽曲レビューです。

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

anemone-coronaria

『and She Said』の全体概要

基本情報

アーティストL’Arc〜en〜Ciel
曲名and She Said
演奏時間4:43
作詞hyde
作曲hyde
編曲L’Arc〜en〜Ciel

ビデオシングルとなった作品。

アルバム『heavenly』収録曲の中では唯一のhyde作曲。

『and She Said』収録アルバム

アルバム名トラック#
heavenly3
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1994-19984

オリジナルアルバム『heavenly』の3曲目に収録。

※『and She Said』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

グシャッと歪んだギターがかき鳴らされるパートと、それが鳴り止む静のパートを行ったり来たりするのが特徴的な楽曲、『and She Said』。

楽曲自体のBPMがそこまで速くなく、途中でドラムのリズムパターンがゆったりする箇所があったりするせいか、どことなく気怠さを感じる楽曲です。

また、このようなサウンドに乗せられた歌詞が原色的な幻想風景を想像させる内容であることから、サイケデリックな印象のある楽曲でもあります。

本作『and She Said』の歌詞に「セロファンの花畑」というフレーズが登場するのですが、これが『The Beatles』のサイケ楽曲代表である『Lucy In The Sky With Diamonds』に出てくる「Cellophane flowers」というフレーズを連想させます。

確信犯的ですが、これも本作『and She Said』にサイケデリックな印象を抱く一因でしょう。

一方、hydeが歌う主旋律は起伏が少なく、けっこう地味です。

サビでコーラスが「and She Said」と曲名をそのまま歌ってくれるので楽曲自体の記憶はそこそこ残りますが、肝心の歌メロが地味なので、第一印象は”もう一つ…”といったものになりがちかと思います。

確かに、私も本作『and She Said』の第一印象はそこまでいいものではありませんでした。本作『and She Said』はアルバム『heavenly』の3曲目に収録されているのですが、#1 『Still I’m With You』や#2 『Vivid Colors』が真っすぐで爽やかな楽曲だっただけに、それらと雰囲気の違うコレはちょっと期待外れだな…って。

…ただ、何度か聴いているとかなり印象が変わってきます!

気怠くてサイケデリックな雰囲気が本作『and She Said』の魅力だと気づき、それを楽しめるようになれれば、盛りあがりに欠ける歌メロもかっこよく思えてくるんですよね。むしろ、これくらい起伏の少ないメロディーの方が雰囲気を壊さなくて丁度いいくらいに感じてきます。

『L’Arc〜en〜Ciel』と言えば、やはりhydeのハイトーンボイスが光る派手な旋律を期待してしまうと思います。

しかし、本作『and She Said』のような割と地味な歌メロの楽曲でもかっこよく感じられるようになると、より一層ラルクの世界観を深く楽しめるのではないでしょうか。

Amazonで試聴できます。

『and She Said』収録アルバムレビューリンク

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/不愉快な6番街へ(Unpleasant 6th Avenue)

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉 …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/flying

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …

【個別楽曲レビュー】hide/DAMAGE

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。 カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして …

【個別楽曲レビュー】ZONE/一雫

“バンド”でも”アイドル”でもない“バンドル”という新しいジャンルで活動を始めた4人組グループ『ZONE』。 途中で本当に楽器を …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/Vivid Colors

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。