個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/STORM

投稿日:2018年3月6日 更新日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

ヴィジュアル系というジャンルにおけるバンドアンサンブルの方針、特に、ツインギターの絡み方を打ち出したのは、このバンドではないでしょうか。『X JAPAN』と並び、後輩バンドへ大きな影響を与えたヴィジュアル系バンドの大御所です。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『STORM』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

sunset

『STORM』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名STORM
演奏時間5:07
作詞LUNA SEA
作曲LUNA SEA
編曲LUNA SEA

9thシングル。

『LUNA SEA』がリリースしたシングルの中で最高の売り上げ枚数(約72万枚)を誇ります。

『STORM』収録アルバム

アルバム名トラック#
SHINE2
PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜2
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1)9
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 2)1

オリジナルアルバム『SHINE』の2曲目に収録。

もちろんベストアルバムの常連作品。

※『STORM』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

1997年の充電期間後、活動再開の第一弾としてリリースされたのが本作『STORM』。

本作『STORM』、『LUNA SEA』の中で最高の売り上げ枚数を記録したシングル楽曲なわけですが、この数字の背景には『LUNA SEA』の充電期間中にソロ活動していた『河村隆一』ことRYUICHIの影響が大きかったものと思われます。

当時、『河村隆一』の知名度が『LUNA SEA』を凌駕してしまっていたと言っても過言ではない状況でしたので。。。

そんな状況で生み出された『STORM』ですが、『LUNA SEA』特有のバンドサウンドはさらに磨きがかかっています

どうしてもRYUICHIの歌い方の変化(河村隆一化)が耳についてしまいますが、バンドサウンド自体は相変わらずかっこいいです。『STORM』のスピード感のあるイントロやギターソロが相当かっこいいからこそ、歌が始まった時の河村隆一化したRYUICHIの歌声に、少々残念な気持ちを覚えてしまうのかもしれませんね 笑。

Amazonで試聴できます。

『STORM』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/SEPTEMBER RAIN

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!! UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二! 元々3人組のバンド …

【個別楽曲レビュー】hide/BLUE SKY COMPLEX

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。 カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして …

【個別楽曲レビュー】PEDRO/自律神経出張中

“楽器を持たないパンクバンド”がキャッチコピーのアイドルグループ『BiSH』。そのメンバーの一人であるアユニ・Dのソロプロジェクトが『PEDRO』です。 アイドルのソロとしては …

【個別楽曲レビュー】B’z/HOME

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/FAIRY LAND

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! バンド名からして皮肉たっぷりですが、楽曲もバンド名に負けず劣らずの皮肉な内容が多いです。ただ、しっかり芯を捉えた言葉は胸にとっ …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。