ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。
『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティスト・トータル・セールス(CD)が歴代1位という記録は最もインパクトのあるものではないでしょうか。
シンプルに、日本の歴史上最もCDを売り上げたアーティストが、この『B’z』というバンドなのです…!
CDという媒体自体が売れない時代になった今、この記録を塗り替えるアーティストが現れることはないかもしれませんね…。
今回は、『B’z』の個別楽曲、『恋心 (KOI-GOKORO)』のレビューです。
※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z
『恋心 (KOI-GOKORO)』の全体概要
基本情報
アーティスト | B’z |
曲名 | 恋心 (KOI-GOKORO) |
演奏時間 | 3:47 |
作詞 | 稲葉浩志 |
作曲 | 松本孝弘 |
編曲 | 松本孝弘 & 明石昌夫 |
11thシングル『ZERO』のカップリング曲。
『恋心 (KOI-GOKORO)』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
B’z The Best “Treasure” | 2 |
B’z The Best “ULTRA Treasure” (DISC 1) | 5 |
オリジナルアルバム未収録。
※『恋心 (KOI-GOKORO)』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
非常にファン人気の高い1曲、『恋心 (KOI-GOKORO)』。
本作『恋心 (KOI-GOKORO)』が収録されているベストアルバムはどれも人気帳票で収録曲が選ばれているわけですが、なんと『B’z The Best “Treasure”』では1位、『B’z The Best “ULTRA Treasure”』では2位を記録しています。
もちろん、先行のベストアルバム(『B’z The Best “Pleasure”』等)に収録されていた楽曲は投票対象外になっているため、『B’z』の全楽曲中における人気がどうなのかはわかりませんが、それを差し引いても本作『恋心 (KOI-GOKORO)』の人気の高さが伺える結果と言えるでしょう。
本作『恋心 (KOI-GOKORO)』、普通に考えると、シングルのカップリング曲にしておくにはもったいないほどにキャッチーなメロディーとアレンジなのですが、『B’z』全盛期の楽曲ですので、もはやこのハードルは飛び越えて当然という感じ。
この楽曲の人気の高さの秘訣は、やはり本作『恋心 (KOI-GOKORO)』特有の特別におちゃめな歌詞にあると思います。「先生」に恋の悩みを打ち明けているかのようなシチュエーションや、相談相手として突然登場する「松本」の存在なんかは本作『恋心 (KOI-GOKORO)』ならでは。
シングルA面になってもおかしくないほどキャッチーな楽曲と、シングルA面にするには遊び心あふれすぎている歌詞、その背反する要素の融合が本作『恋心 (KOI-GOKORO)』の強い魅力なのだと思います。
『恋心 (KOI-GOKORO)』収録アルバムレビューリンク
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