個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/Subjective Late Show

投稿日:2019年2月18日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉って、元は東洋人を差別する言葉なわけで。

もしGoogle先生がこのバンド名を差別表現にあたると分類し始めたら、『THE YELLOW MONKEY』の記事をバンバン上げている私のサイトはインターネット上から抹消されるでしょう。…そのときは、お察しください。

今回は、アルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の2曲目、『Subjective Late Show』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

woman

『Subjective Late Show』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名Subjective Late Show
演奏時間4:15
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

『Subjective Late Show』収録アルバム

アルバム名トラック#
THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE2
TRIAD YEARS THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY (act I)9

オリジナルアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の2曲目に収録。

※『Subjective Late Show』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

“歌謡ロックな曲調”、”女性によるコーラス”、”サビでの露骨なストリングス”という初期イエモン楽曲の要素をふんだんに盛り込んだ1曲が本作『Subjective Late Show』。メジャー1stアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の雰囲気を決定づける1曲です。

上記の要素に加え、本作『Subjective Late Show』は非常にキャッチーな仕上がりになっているのもまた一つの特徴。サビで繰り返されるコーラスパートなんかは耳にとてもよく残ります。アルバム2曲目収録ということもあり、アルバムの早い段階でリスナーの耳を掴む役割をしっかり果たしていると言えるでしょう。

一方で、歌詞の方はと言うと、なかなかに難解

とにかくカタカナ語が多いんですよね。出てくる言葉は日常的に聞いたことがあるものが大半とは言え、全体として何を表現しようとしているのか、そこを汲み取るのは正直難しいです。

そういう観点で言えば、『Subjective Late Show』という曲名も難解です。「Subjective(主観的な)」、「Late(遅い)」、「Show(ショー)」、いずれも意味の分かる単語ですが、ひとまとまりの『Subjective Late Show』となったとき、この3単語の文字列が果たして何を意味するのか…。

少なくとも私はピンときていません。。。

Amazonで試聴できます。

『Subjective Late Show』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Looking Back On Your Love

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/夜汽車

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。 エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。 このまま『 …

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/song3

2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。 以降、あまり良くないイ …

【個別楽曲レビュー】ポルカッドットスティングレイ/サレンダー

2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!! 影ながら活動を応援していましたが、2017年11月にとうとうメジャーデビューを果 …

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/そのスピードで

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!! UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です! そんな『the …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。