個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/Maybe We Could Go Back To Then

投稿日:2018年12月20日 更新日:

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!

UKロック風のバンドサウンドアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二!

元々3人組のバンドでしたが、ギターが抜けて今は男女の二人組。女性一人+男性二人のバンドやユニットって、なぜか男性が一人抜けるケースが多いですよね(例えばドリカムとかELTとか)。J-POP界におけるあるあるの一つだと思います 笑。

今回は、『the brilliant green』の2ndアルバム『TERRA2001』の5曲目、『Maybe We Could Go Back To Then』の個別楽曲レビューです。

※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green

children

『Maybe We Could Go Back To Then』の全体概要

基本情報

アーティストthe brilliant green
曲名Maybe We Could Go Back To Then
演奏時間4:10
作詞川瀬智子
作曲奥田俊作
編曲the brilliant green

6thシングル『長いため息のように』のカップリング曲。

『Maybe We Could Go Back To Then』収録アルバム

アルバム名トラック#
TERRA20015

2ndアルバム『TERRA2001』の5曲目に”76 VERSION”にて収録されています。

※『Maybe We Could Go Back To Then』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

6thシングル『長いため息のように』のカップリング曲ながらもアルバム『TERRA2001』に収録された楽曲、『Maybe We Could Go Back To Then』。

アルバム『TERRA2001』には”76 VERSION”での収録となっていますが、私はこちらのバージョンしかまともに聴いたことが無いので、”76 VERSION”前提でのレビューとなります(Amazonでカップリング版をちらっと試聴した限り、”76 VERSION”とあまり違いは無さそうに思えますが)。

本作『Maybe We Could Go Back To Then』はボーカル+アコースティックギターという非常にシンプルな楽器構成の楽曲となっています。タンバリンのような軽いパーカッションすらありません。

このシンプルな楽器構成に加え、サビがあまり盛り上がらないタイプということもあり、聴いた感じは非常に地味と言わざるを得ないです。

しかし、”地味=駄曲”というわけではありません。むしろ、アコースティックギターに乗せて淡々と歌う感じがこの楽曲のかっこよさだと思います。アンニュイな川瀬智子の声質とアコースティックギターはよく馴染みますし。

『the brilliant green』サウンドの下地にある“UKロックっぽさ”の現れた楽曲と言えるでしょう。

…が、やっぱり地味で、あんまり好んでリピートしたくなる楽曲ではないことも確かです 笑。

Amazonで試聴できます。

『Maybe We Could Go Back To Then』収録アルバムレビューリンク

※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/パンチドランカー

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! シングルのリリースはあったものの、2018年7月現在、未だに復活後のオリジナルアルバムが発表されていません(*)。過去の名盤た …

【個別楽曲レビュー】ポルカッドットスティングレイ/心ここに在らず

2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!! 女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドで …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/FOLLOWER

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 このバンドが活躍していた90年代後半から00年代前半頃はまだ”中二病”という言 …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/静かの海で

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/Silent Jealousy

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。