個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】チャットモンチー/染まるよ

投稿日:2017年11月10日 更新日:

キラキラしたかわいい女の子ではなく(失礼)、もっと素の女の子をシンプルなバンドサウンドで表現してきた『チャットモンチー』!

気づけば、数多く存在する部活動的雰囲気を持った現代ガールズバンドの元祖とも言える立ち位置になっています。

そんな『チャットモンチー』も、メンバー脱退を経てギターボーカルとベースの二人になり、すでにメジャーデビューから10年以上が経過しています。もはや、ガールズバンドという括りではおさまりきらないバンドなのではないでしょうか。

今回は、『染まるよ』のレビューです。

※『チャットモンチー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/チャットモンチー

lamp

『染まるよ』の全体概要

基本情報

アーティストチャットモンチー
曲名染まるよ
演奏時間3:39
作詞福岡晃子
作曲橋本絵莉子
編曲チャットモンチー

『チャットモンチー』の9thシングル。

『染まるよ』収録アルバム

アルバム名トラック#
告白4
チャットモンチー BEST〜2005-2011〜13
BEST MONCHY 1 -Listening- (CD1)15

3rdフルオリジナルアルバム『告白』に収録。

※『染まるよ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

前2作のシングル、『ヒラヒラヒラク秘密ノ扉』や『風吹けば恋』に比べると、どうしても地味な印象が否めない1曲、『染まるよ』。

『チャットモンチー』の『親知らず』のレビューをしたときも”地味”という方向でまとめていたので、”ハイテンポじゃなかったら全部地味って感想かよ!”って言われそうですね…。

『チャットモンチー』って、ピアノとかストリングスとか、外部の音を頑なに使用しないじゃないですか。これはかっこいいこだわりだと思うし、素敵な心意気だと思うんです。

ただ、こういうふうにバンド外の楽器の使用に制限をかけて楽曲を作るとなると、”勢い”に任せて聴かせるっていうのは、一つの解になると思うんですよね…。なので、『染まるよ』のようなミドルテンポな楽曲を飽きさせずに聴かせるとなると、なかなかハードルが高いんじゃないかなと。

もちろん、ギターとベースとドラムだけで音を構成しつつ、飽きさせないような工夫はしてあります。

本作『染まるよ』で言えば、最後のサビ前で転調するとことかですかね。

最後のサビで半音上に転調するのはよくある手法ですが、転調する際の強引なコード進行はなかなか印象的です。「でももういらない」のところですね。メジャーコードで”B♭→C→D♭→E♭”と上昇していく作りになっています。

転調の前後でボーカルの感情の入れ方も変わり、ドラマチックに楽曲が展開していく様子は…うん、悪くないです 笑。

『染まるよ』収録アルバムレビューリンク

※『チャットモンチー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/チャットモンチー

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/SLEEPLESS IMAGINATION

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! バンド名からして皮肉たっぷりですが、楽曲もバンド名に負けず劣らずの皮肉な内容が多いです。ただ、しっかり芯を捉えた言葉は胸にとっ …

【個別楽曲レビュー】Janne Da Arc/Junky Walker

2019年、突如解散を発表した『Janne Da Arc』。 キーボードを絡めたカラフルな音色、個々の卓越した演奏技術による派手なサウンド、そしてキャッチーなメロディーラインが魅力的な楽曲をいくつも生 …

【個別楽曲レビュー】GLAY/Life 〜遠い空の下で〜

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 同郷の友人で組んだバンドが天下を取るという、少年漫画もびっくりの熱いストーリーも『GLAY』の魅力の一つです。青春を …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/楽園

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!! 復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていって …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/DRAIN

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。