個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/SEARCH FOR REASON

投稿日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

復活後も定期的に新作をリリースして楽しませてくれるのみならず、ライブでは最新の技術によって生まれ変わった過去の名曲を余すことなく披露してくれます。止まることなく進化し続けるこのバンドを見逃すわけにはいきませんね。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『SEARCH FOR REASON』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

『SEARCH FOR REASON』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名SEARCH FOR REASON
演奏時間7:09
作詞RYUICHI
作曲SUGIZO
編曲LUNA SEA

本作『SEARCH FOR REASON』がアルバム『IMAGE』収録曲の中で最も演奏時間の長い楽曲になります。

『SEARCH FOR REASON』収録アルバム

アルバム名トラック#
IMAGE6

オリジナルアルバム『IMAGE』の6曲目に収録。

※『SEARCH FOR REASON』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

ヘビーなリズムとギターハーモニクスを効かせたフレーズが印象的な1曲、『SEARCH FOR REASON』。

スカッとするサビがあるわけでもなく、演奏時間の約7分間も重苦しい雰囲気が終始漂っていますので、間違っても“聴きやすい楽曲”の部類ではないでしょう。

取っつきにくい楽曲という点では、アルバム『IMAGE』収録曲の#4 『WALL』に近い部類かもしれません。

本作『SEARCH FOR REASON』も『WALL』もSUGIZO作曲の作品だという共通点があります。ちなみに、アルバム『IMAGE』収録曲で言えば『SEARCH FOR REASON』と同じくらい長尺な『MOON』もSUGIZO作曲の作品。

上記の例だけ見るとアルバム『IMAGE』でのSUGIZOは凝った作品担当のように思えますが、実はキャッチーな#2 『Déjàvu』や狂気にまみれた問題作#9 『SYMPTOM』もSUGIZOの作品だったりします。

かなり多岐にわたる種類の楽曲をSUGIZOが手掛けていることがわかりますね。

本作『SEARCH FOR REASON』、『Déjàvu』や『SYMPTOM』なんかと聞き比べてみるとSUGIZO作曲楽曲の振り幅の広さを感じられる、そんな作品だと思います。

以下、本作『SEARCH FOR REASON』を収録したアルバム『IMAGE』のAmazonリンクです。『IMAGE』のジャケットは特別過激というわけではありませんが、厳しめに見るとGoogle先生に怒られる可能性があるので、文字リンクの配置とさせてください。

IMAGE (Amazonリンク)

『SEARCH FOR REASON』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/Walkin’ In Sunshine

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉 …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/夜汽車

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。 エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。 このまま『 …

【個別楽曲レビュー】hide/ATOMIC M・O・M

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。 カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして …

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/All along

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/SEPIA

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 2006年突如解散してしまいましたが、最近になってライブを開催してみたりファンクラブを再始動させたりと …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。