2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
復活後も定期的に新作をリリースして楽しませてくれるのみならず、ライブでは最新の技術によって生まれ変わった過去の名曲を余すことなく披露してくれます。止まることなく進化し続けるこのバンドを見逃すわけにはいきませんね。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『WALL』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『WALL』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | WALL |
演奏時間 | 4:56 |
作詞 | RYUICHI |
作曲 | SUGIZO |
編曲 | LUNA SEA |
『WALL』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
IMAGE | 4 |
オリジナルアルバム『IMAGE』の4曲目に収録。
※『WALL』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
縦を合わせたリズムと様々なハーモニーの響きで聴かせるバンドアンサンブルが印象的な1曲、『WALL』。
特に右チャンネルのギターの動きがおもしろいです。縦をリズム隊に合わせながらも、1ストロークずつ丁寧に和音が変わっていく様子についつい引き込まれるんですよね。
1ストロークずつ和音が変わるという奏法は同アルバム収録の『Déjàvu』でも聴くことができますが、本作『WALL』の方がテンポがゆったり目のため、こちらの方がよりはっきりと”和音の変化”を聴きとることができると思います。
ただ、本作『WALL』、確かにバンドアンサンブルの妙が聴いていておもしろいのですが、全体的には少々パンチに欠けるな…と思ってしまうのもまた事実。言葉を選ばずに表現してしまうと、地味だな、という感想なのです…。
ミディアムテンポであるが故に疾走感でごまかせず、かと言って『RAIN』などのように後半にかけての盛り上がりがあるわけでもない、というのが地味と感じてしまう理由でしょうか。
ただ、『LUNA SEA』の楽曲には聴けば聴くほど魅力がわかっていく、いわゆるスルメ的な作品が多々あることを経験上知っています。
本作『WALL』も、もしかしたらそのスルメ的な作品の一つなのかもしれません。今は地味という感想から抜けきれませんが、いつかは”めっちゃ名作やんけ!”なんて感じる日が来るのかも。
…私の噛みしめ方がまだまだ甘いのかな…。
以下、本作『WALL』を収録したアルバム『IMAGE』のAmazonリンクです。『IMAGE』のジャケットは特別過激というわけではありませんが、厳しめに見るとGoogle先生に怒られる可能性があるので、文字リンクの配置とさせてください。
IMAGE (Amazonリンク)
『WALL』収録アルバムレビューリンク
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