個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】GLAY/カナリヤ

投稿日:2018年2月6日 更新日:

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。

シングル、アルバムともにミリオンヒットを連発し、商業的な成功という意味においては、『GLAY』のデビューをプロデュースしたあのYOSHIKI率いる『X JAPAN』を超えたと言っても過言ではないでしょう。(もちろん、CDがたくさん売れた方が偉いとか、そういった話をつもりはないです。あくまで数字的な観点で。)

今回は、『GLAY』の楽曲、『カナリヤ』のレビューです。

※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY

nature

『カナリヤ』の全体概要

基本情報

アーティストGLAY
曲名カナリヤ
演奏時間6:52
作詞TAKURO
作曲JIRO
編曲GLAY& 佐久間正英

作曲は『GLAY』のメインコンポーザーTAKUROではなく、ベースのJIROが担当。

演奏時間は7分に迫る長さ。アルバム『BELOVED』の中では最も演奏時間の長い楽曲です。

『カナリヤ』収録アルバム

アルバム名トラック#
BELOVED6
MUSIC LIFE (BALLADE BEST☆MEMORIES)2
REVIEW II -BEST OF GLAY- (TERU盤)13

オリジナルアルバム『BELOVED』の6曲目に収録。

※『カナリヤ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

ベース担当のJIROが作曲したバラードソングが本作『カナリヤ』。

『カナリヤ』が収録されているアルバム『BELOVED』には、同じくJIRO作曲の『SHUTTER SPEEDSのテーマ』も収録されていますが、『SHUTTER SPEEDSのテーマ』の方は縦ノリでグイグイ盛り上げる楽曲ですので、同じ作曲者とは言え、本作『カナリヤ』とは全く異なる聴き心地がします(なお、ベストアルバムの収録状況などを見ると、『SHUTTER SPEEDSのテーマ』の方がファンからの人気は高そうです)。

歌の内容は『GLAY』の故郷、函館を想った歌詞になっているようです。東京での成功をつかんだ当時の『GLAY』、その視点で見た故郷函館を歌にしているという感じですね。

この“成功者”という視点は、前作のアルバム『BEAT out!』に収録されていた『軌跡の果て』と共通する部分かもしれません。

『GLAY』、ひいてはTAKUROの書く成功者視点の歌って、けっこう沁みるんですよね。成功者のみが感じるであろう苦悩、その描かれ方が上手いというか絶妙というか。

私みたいな成功者とは程遠いところにいるリスナーでも、なんだか切ない気持ちになる、そんな説得力を感じます。

本作『カナリヤ』、そんなTAKUROならではの歌詞とJIROの作るメロディーが織りなす、まさに『GLAY』オリジナルな1曲です。

『カナリヤ』収録アルバムレビューリンク

※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。