個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】GLAY/Yes, Summerdays

投稿日:2018年11月26日 更新日:

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。

『GLAY』の商業的全盛期はTAKUROがメインコンポーザーとしてシングルA面楽曲の全てを作詞作曲していましたが、2010年代になって他のメンバーの作品もシングルの顔を飾るようになりました。

変化を続ける『GLAY』の今後がこれからも楽しみですね。

今回は、『GLAY』の楽曲、『Yes, Summerdays』のレビューです。

※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY

young-woman

『Yes, Summerdays』の全体概要

基本情報

アーティストGLAY
曲名Yes, Summerdays
演奏時間5:13
作詞TAKURO
作曲TAKURO
編曲GLAY& 佐久間正英

6thシングルの表題曲。

『Yes, Summerdays』収録アルバム

アルバム名トラック#
BEAT out!2
THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜 (Disc 1)7

オリジナルアルバム『BEAT out!』の2曲目に収録。

『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』が出るまで、長い間(14年程)ベストアルバム未収録のシングル楽曲でした。

※『Yes, Summerdays』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

CMタイアップがつき、約23万枚のスマッシュヒットを記録したシングル作品が本作『Yes, Summerdays』。

理由はわかりませんが、MVが2種類存在します。2種類とも公式がyoutubeにアップロードしていますので、気兼ねなく試聴できます。

↑これと、

↑これ。

同じ楽曲のMVなのに、やたら再生回数に差がありますね 笑。

楽曲の方は、CMに採用されただけあって非常にキャッチーです。

サビのメロディーもそうなのですが、個人的にはサビに入る前、歌メロの音程が一気に上がるところがこの楽曲の一番キャッチーなところなんじゃないかなと感じます。”来るぞ来るぞ…!”という期待がどんどん膨らんでいく、秀逸なサビへの導入ではないでしょうか。

それから、最後のサビが終わった後、「Fallin Love」と繰り返すところもキャッチーですよね。かなり印象的なメロディーなのに、サビで繰り返し使用するという手法は採らず、必殺技的にガツンとブチ込む感じが気持ちいい!

本作『Yes, Summerdays』、“出し惜しみせず、手元に今あるものをとにかく突っ込みました”というくらい、キャッチーのマシマシ楽曲です。6thシングルでそんなことをしておきながら、全くネタ切れにならず今に至る『GLAY』って、やっぱり怪物ですね…。

『Yes, Summerdays』収録アルバムレビューリンク

※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。
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