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【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/HANG ONTO YOURSELF

投稿日:2017年5月30日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

バンド名からして皮肉たっぷりですが、楽曲もバンド名に負けず劣らずの皮肉な内容が多いです。ただ、しっかり芯を捉えた言葉は胸にとっても響きます。ギラギラしたサウンドと相まってクセになる魅力があります!

今回は、『Bunched Birth』の5曲目、『HANG ONTO YOURSELF』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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『HANG ONTO YOURSELF』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名HANG ONTO YOURSELF
演奏時間5:42
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

『HANG ONTO YOURSELF』収録アルバム

アルバム名トラック#
Bunched Birth5

インディーズアルバム『Bunched Birth』の5曲目です。

※『HANG ONTO YOURSELF』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『David Bowie』に『Hang On to Yourself』という曲があります。『THE YELLOW MONKEY』の音楽性、特に初期の雰囲気を考えるに、本作『HANG ONTO YOURSELF』は『David Bowie』を意識していると見て間違いないと思います。

ただ、曲名はほぼ同じですが、曲調は全然違います。

『David Bowie』のほうは疾走感のあるロックンロールな曲ですが、『THE YELLOW MONKEY』のほうはスローテンポで妖しさ満点な仕上がりです 笑。

ギターのメロディーが歌謡曲風なのですが、それがまた妖しさを引き立てます。

この曲で印象的なのはやっぱりベースのフレーズですかね。語るような歌メロに対してベースがメロディーを歌っているように同じフレーズを繰り返すので耳に残ります。

とはいえ、サビの歌メロのキャッチーさはさすが吉井和哉という感じです。雰囲気で聴かせる曲では終わらせず、口ずさめる部分を残してあるところが個人的には好きです。

以下、『Bunched Birth』のAmazonリンクです。『Bunched Birth』のジャケットを表示させるとGoogle先生に怒られそうなので、文字リンクの配置とさせてください。

BUNCHED BIRTH (Amazonリンク)

Amazonで試聴できます。

『HANG ONTO YOURSELF』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。