アルバムレビュー

【アルバムレビュー】THE YELLOW MONKEY/Bunched Birth

投稿日:2017年5月22日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

バンド名からして皮肉たっぷりですが、楽曲もバンド名に負けず劣らずの皮肉な内容が多いです。ただ、しっかり芯を捉えた言葉は胸にとっても響きます。ギラギラしたサウンドと相まってクセになる魅力があります!

今回は、『THE YELLOW MONKEY』のインディーズアルバム、『Bunched Birth』のレビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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『Bunched Birth』の全体概要

アーティストTHE YELLOW MONKEY
アルバム名Bunched Birth
発売日1991/7/21
収録曲数7
演奏時間30:22

上記はインディーズ時代の発売日です。2013年12月にリマスター盤が出ています。

演奏時間はトータル30:22です。山手線外回りで東京・代々木間とだいたい同じくらいの時間です。『Bunched Birth』はミニアルバムとは呼ばれていませんが、ボリュームを考えるとミニアルバムと言ってもいいかもしれません。

レビュー

『Bunched Birth』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1BUNCHED BIRTH★★★☆☆3
2WELCOME TO MY DOGHOUSE★★★★★5
3FAIRY LAND★★★☆☆3
4LOVERS ON BACKSTREET★★★★★5
5HANG ONTO YOURSELF★★★☆☆3
6SLEEPLESS IMAGINATION★★★★☆4
7TEARS OF CHAMELEON (Mr. PAPER MOON)★★★☆☆3

1曲目の『BUNCHED BIRTH』はインスト曲です。

『WELCOME TO MY DOGHOUSE』と『LOVERS ON BACKSTREET』は文句なしでかっこいい!

※『Bunched Birth』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『Bunched Birth』全体の感想

インディーズ盤とあってか、『THE YELLOW MONKEY』のアルバムの中では一番ギラギラしています!

そしてサウンドも言葉も、全体的に夜の香りがプンプン充満しています 笑。

大人になって初めて良さがわかるアルバムですかね。中高生にはちょっと早いかな。サウンドのかっこよさは伝わると思いますが、『Bunched Birth』の持つ夜の香りに包まれた哀愁を魅力と感じのは難しいかと。

偉そうなことを書きましたが、私もそんなに経験豊富なわけではないので、”共感”ではなく、”妄想”という楽しみ方をしています。小説を読むのに近い楽しみ方かもしれません。

個人的な日常では縁の無い、でも、現実にはきっと存在するであろう世界を見せてくれます。

以下、『Bunched Birth』のAmazonリンクです。『Bunched Birth』のジャケットを表示させるとGoogle先生に怒られそうなので、文字リンクの配置とさせてください。

BUNCHED BIRTH (Amazonリンク)

Amazonで試聴できます。

『Bunched Birth』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。