アルバムレビュー

【アルバムレビュー】JUDY AND MARY/COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」

投稿日:2019年8月1日 更新日:

女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。

1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に解散しました。『JUDY AND MARY』と同時期に解散した多くのバンドが再結成を遂げ続ける中、このバンドは復活の気配すら感じられないまま今に至っています。

今回は、『JUDY AND MARY』のベストアルバム、『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』のレビューです。

※『JUDY AND MARY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/JUDY AND MARY

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『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』の全体概要

アーティストJUDY AND MARY
アルバム名COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」
発売日2006/2/8
収録曲数 (DISC 01)11
収録曲数 (DISC 02)10
演奏時間 (DISC 01)48:41
演奏時間 (DISC 02)48:15

まだ『JUDY AND MARY』活動中にリリースされたベストアルバム『FRESH』に追加の楽曲を加えた形で仕上げられた作品。

演奏時間はDISC 01が48:41、DISC 02が48:15、合わせて96:56です。

レビュー

『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

DISC 01

#曲名お気に入り度
1POWER OF LOVE★★★☆☆3
2BLUE TEARS★★★★★5
3DAYDREAM★★★★★5
4Hello! Orange Sunshine★★★★★5
5RADIO★★★★★5
6小さな頃から★★★★☆4
7自転車★★★★☆4
8Over Drive★★★★★5
9KYOTO★★★★☆4
10ドキドキ★★★★☆4
11そばかす★★★★★5

DISC 02

#曲名お気に入り度
1クラシック★★★★★5
2くじら12号★★★★★5
3散歩道★★★★★5
4ミュージック ファイター★★★★☆4
5LOVER SOUL★★★★☆4
6Brand New Wave Upper Ground★★★★★5
7ひとつだけ★★★★☆4
8motto★★★★★5
9ラッキープール★★★★★5
10PEACE -strings version-★★★☆☆3

DISC 01の#9 『KYOTO』を除いて全てシングル曲になっており、実質シングルベストという感じです(ただし、全シングル曲が網羅されているわけではありません)。

リリース順に楽曲が並んでいますが、初期、中期、後期とも名曲揃い。どこを切り取ってもおいしくいただける、恐ろしいほど隙の無いベストアルバム。

あえて言えば、元気のいい楽曲の方がより好みです。

※『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』全体の感想

元々リリースされていたベストアルバム『FRESH』に追加の楽曲を加えた形で仕上げられた作品が本作『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』。

1stシングルの『POWER OF LOVE』とラストシングル『PEACE -strings version-』の両方を含む唯一のベストアルバムです。

ロックバンドは活動を続けて行くうちにスタイルや音楽性が変わっていくことが多いのですが、それは『JUDY AND MARY』も例外ではありません。

特に、『JUDY AND MARY』はバンドのメインソングライターが初期から後期にかけて変わっていく点が大きな特徴ですね。初期はベースの恩田快人が主に作曲を担当していましたが、中期以降はギターのTAKUYA作曲の作品が多数を占めていきます。

リリース順に収録曲が並ぶ本作『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』は大雑把に”DISC 01:初期~中期”、と”DISC 02:中期~後期”と分けることができます。つまり、それぞれのディスクの作曲者を比べてみることで、上述のメインソングライターの変遷をはっきり見て取ることができるのです。

ちなみに、それぞれのディスクの作曲者を見てみると…

■DISC 01(初期~中期)
 ・恩田快人 作曲数:72.7% (11曲中8曲)
 ・TAKUYA 作曲数:27.3% (11曲中3曲)

■DISC 02(中期~後期)
 ・恩田快人 作曲数:0% (10曲中0曲)
 ・TAKUYA 作曲数:90% (10曲中9曲)

こんな感じで、メインソングライターの変遷が一目瞭然なのです!ここまで露骨に傾向が表れるって、おもしろくないですか?

『JUDY AND MARY』というバンド名にあやかり、どっちかを”JUDYディスク”、別のどっちかを”MARYディスク”なんて名付けてみたいくらいです 笑。

このように、『JUDY AND MARY』というバンドの歴史を辿りながら、その音楽性の変化を体験できるのが本作『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』です。

ぜひ、DISC 01とDISC 02の雰囲気の違いを楽しんでみてください。

『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『JUDY AND MARY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/JUDY AND MARY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。