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【個別楽曲レビュー】JUDY AND MARY/ラッキープール

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女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。

1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に解散しました。『JUDY AND MARY』と同時期に解散した多くのバンドが再結成を遂げ続ける中、このバンドは復活の気配すら感じられないまま今に至っています。

今回は、『JUDY AND MARY』の楽曲、『ラッキープール』のレビューです。

※『JUDY AND MARY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/JUDY AND MARY

『ラッキープール』の全体概要

基本情報

アーティストJUDY AND MARY
曲名ラッキープール
演奏時間5:37
作詞Tack and Yukky
作曲TAKUYA
編曲TAKUYA

21stシングル。

『ラッキープール』収録アルバム

アルバム名トラック#
WARP9
The Great Escape -COMPLETE BEST- (DISC 01)2
COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」 (DISC 02)9

メジャー6thアルバム『WARP』の9曲目に収録。

※『ラッキープール』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『JUDY AND MARY』の解散発表直後にリリースされたシングルが本作『ラッキープール』。しかしながら、『ラッキープール』という曲名通り、解散の気配を感じさせないほどポップで爽やかな曲調の作品です。

とは言え、”解散”という言葉を頭の片隅に置いて聴くと、やはりそれを匂わすワードがあるような気もします。

例えば、1番サビの「きっと」以降のフレーズ。歌が始まってからずっと無邪気に楽しんでいる描写をしておきながら、ここだけやたらセンチメンタルな感じになります。「私」がいなくなること前提に今後を予言するような、そんな言葉が出てくるのです。

もちろん、それは単に『ラッキープール』という楽曲の世界で閉じられた話なだけで、ジュディマリの解散とは関係がないのかもしれません。しかし、”解散”を念頭に置くことで、本作『ラッキープール』に登城する少々唐突感のあるセンチメンタルなフレーズ内容と辻褄が合うのもまた事実かと。

本作『ラッキープール』、ベストアルバムの1曲として聴き流せば『JUDY AND MARY』らしい爽やかな1曲という感じですが、”解散発表後にリリースされた”という背景を知った後で聴くと、また違った印象になる作品ではないでしょうか。

Amazonで試聴できます。

『ラッキープール』収録アルバムレビューリンク

※『JUDY AND MARY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/JUDY AND MARY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。