アルバムレビュー

【アルバムレビュー】ゴールデンボンバー/ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜

投稿日:2019年5月14日 更新日:

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。

自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動を続ける姿は、まさにロックと言えるのではないでしょうか。純粋にかっこいいと思えます。

今回は、『ゴールデンボンバー』のベストアルバム、『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』のレビューです。

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

pocket-watch

『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』の全体概要

アーティストゴールデンボンバー
アルバム名ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜
発売日2011/1/6
収録曲数7
演奏時間28:58

2010年下半期に配信限定でリリースされた作品を中心に収録。

演奏時間はトータルで28:58。京浜東北線で、東京・鶴見間くらいの時間です。

レビュー

『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1イヤホン★★★★★5
2また君に番号を聞けなかった★★★★☆4
3男心と秋の空★★★★☆4
4HEN★★★☆☆3
5腐男子★★★★★5
6君といつまでも★★★★☆4
7Reue★★★☆☆3

#1 『イヤホン』と#5 『腐男子』が好き。

※『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』全体の感想

『ゴールデン・アワー〜上半期ベスト2010〜』に続くベストアルバムが本作『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』。

タイトル通り、2010年下半期に配信限定でリリースされた作品を中心に収録されています。『ゴールデンボンバー』は2010年に毎月1曲のペースで楽曲を配信していたわけですが、本アルバムにはその後半部分(7月~12月)の6曲+再録1曲が収録されているわけですね。

12カ月連続でリリースするわけですから、後半はネタ切れになりそうなものですが、本作『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』にはそんな不安を払しょくするほどクオリティの高い楽曲が収録されています。

特に、本アルバム収録の#2 『また君に番号を聞けなかった』は、あの『女々しくて』に次ぐ知名度を持った楽曲であり(多分)、このアルバムの目玉的な立ち位置にいると思います。

他にも、良いこと歌っているようで、それでいてギャグっぽいような、でもやっぱりいいこと歌っている#1 『イヤホン』とか、デジタル感満載なのにやたらセンチメンタルな世界観がツボにハマる#5 『腐男子』なんかは本作に収録されている名曲ですね。

『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『ゴールデンボンバー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゴールデンボンバー

-アルバムレビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【アルバムレビュー】hide/HIDE YOUR FACE

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。 カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして …

【アルバムレビュー】チャットモンチー/chatmonchy has come

キラキラしたかわいい女の子ではなく(失礼)、もっと素の女の子をシンプルなバンドサウンドで表現してきた『チャットモンチー』! 気づけば、数多く存在する部活動的雰囲気を持った現代ガールズバンドの元祖とも言 …

【アルバムレビュー】Every Little Thing/everlasting

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【アルバムレビュー】GLAY/REVIEW-BEST OF GLAY

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 デビューが『X JAPAN』のYOSHIKIプロデュースだったこともあり、ヴィジュアル系というカテゴリーに分類される …

【アルバムレビュー】相対性理論/シフォン主義

2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』! 実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。 メンバーの中ではボーカルの『やくしまるえつこ』がソロでも曲を出し …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。