個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/WELCOME TO MY DOGHOUSE

投稿日:2017年4月12日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!!

復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていってほしいです。

一見ふざけているようで、でも実は芯を捉えた歌詞も魅力の一つですね。下手にかっこつけてない言葉だからこそ、胸にとっても響きます。

今回は、『THE YELLOW MONKEY』の個別楽曲、『WELCOME TO MY DOGHOUSE』のレビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

doghouse

『WELCOME TO MY DOGHOUSE』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名WELCOME TO MY DOGHOUSE
演奏時間4:21
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

『THE YELLOW MONKEY』のインディーズ時代を代表する1曲。

『WELCOME TO MY DOGHOUSE』収録アルバム

アルバム名トラック#
Bunched Birth2
イエモン-FAN’S BEST SELECTION-5
THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST5

インディーズアルバム『Bunched Birth』の2曲目に収録。

『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』収録の方は、曲名の末尾に”2013″が付きます。アルバム『Bunched Birth』収録版をリミックスしたものです。聴き比べるとわかりますが、音は全く別物です。

インディーズ時代の荒々しさを楽しみたいならば『Bunched Birth』を、きれいにまとまったものを聴きたければ『イエモン-FAN’S BEST SELECTION-』を選択という感じですね。

※『WELCOME TO MY DOGHOUSE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『WELCOME TO MY DOGHOUSE』、和訳すれば“我が犬小屋へようこそ”ですかね。自虐風の尖った曲名です。

『THE YELLOW MONKEY』らしさがプンプンに漂っていますよね。曲名を見ただけでかっこいい曲であることを期待してしまいます。

そしてそして、その期待を裏切らない妖しいイントロ

まるで映画のオープニングような、この先の展開が気になってしまう、そんなイントロです。

特に、歌謡曲風な香りのするギターのメロディーが印象的です。このメロディーが狂犬の待つ犬小屋へ導いてくれます!

映画のオープニングのようなイントロと書きましたが、曲全体も”静”と”動”を繰り返して進行していきます。

歌詞の内容も相まって、“安堵”と”緊張”が交互に訪れるホラー映画のようです。

ギター、ベース、ドラムが入れ替わりで主張しあうバンドサウンドが楽しめる、『THE YELLOW MONKEY』らしいドラマチックでギラギラしたロックな1曲です!

『WELCOME TO MY DOGHOUSE』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。