個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】hide/限界破裂

投稿日:2017年10月1日 更新日:

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。

カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。

『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。

今回は、『限界破裂』のレビューです。

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

pills

『限界破裂』の全体概要

基本情報

アーティストhide
曲名限界破裂
演奏時間4:41
作詞hide
作曲hide
編曲hide

『限界破裂』収録アルバム

アルバム名トラック#
PSYENCE3
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜3

2ndオリジナルアルバム『PSYENCE』の3曲目に収録。

※『限界破裂』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

病的な愛情をポップに歌った1曲、『限界破裂』。

“病的な愛情をポップに”という視点、同じ時代を彩った『THE YELLOW MONKEY』も同じ切り口で曲を書いているような気がします。

本作『限界破裂』的な『hide』の曲の世界観が好きな人は『THE YELLOW MONKEY』も好きだろうし、『THE YELLOW MONKEY』が好きな人は『hide』の作品も好きなんじゃないでしょうか。

…少なくとも私はそう感じます!

『hide』のトリビュートアルバムはたくさんありますが、いつか『THE YELLOW MONKEY』で『限界破裂』やって収録してほしいな。絶対似合うはず!

曲調はポップですが、やはりギターソロに時間を割いているところが『hide』らしいなと感じるところ。音色を変えリズムを変え、けっこう豪華なギターソロです。

“8小節くらいサビのメロディー弾いてギターソロ終わりっ”…とはさせないところに作品への愛を感じます。

初見のことを考えると、きっとギターソロがどうのこうのなんていうのはそんなに大事ではないのだと思います。最初に耳に飛び込んでくるのは”サビがキャッチーかどうか”とか、そんなところだと思います。

何度も、それこそ飽きるほど聴いた後、ある時気づく程度なんです。”この曲のギターソロこだわってるなぁ”って。

でも、そういうこだわりがあるから、同じ曲を長く楽しめるんですよね。『hide』が楽曲に込めた愛は、今も生き続けてるなと感じます。

『限界破裂』収録アルバムレビューリンク

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/月の歌

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新 …

【個別楽曲レビュー】B’z/もう一度キスしたかった

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/クリスタル・ゲージ

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 メンバーが楽曲制作に携わる場合、ボーカルが作詞 …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/TVのシンガー

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。 テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので …

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/Hello Another Way -それぞれの場所-

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!! UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です! そんな『the …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。