2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!!
復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていってほしいです。
一見ふざけているようで、でも実は芯を捉えた歌詞も魅力の一つですね。下手にかっこつけてない言葉だからこそ、胸にとっても響きます。
今回は、『THE YELLOW MONKEY』の個別楽曲、『追憶のマーメイド』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『追憶のマーメイド』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | 追憶のマーメイド |
演奏時間 | 3:56 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
「追憶」とは、「過去のことを思い出すこと」といった意味です。なので、『追憶のマーメイド』は「思い出のマーメイド」と言い換えても意味は通じます。
しかし、「思い出のマーメイド」じゃあダサいですね。。。
改めて、『追憶のマーメイド』という曲名のかっこよさを思い知ります。
『追憶のマーメイド』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
FOUR SEASONS | 9 |
TRIAD YEARS THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY (act II) | 12 |
THE YELLOW MONKEY SINGLE COLLECTION | 7 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 3) | 13 |
イエモン-FAN’S BEST SELECTION- | 6 |
THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST | 6 |
オリジナルアルバム『FOUR SEASONS』の9曲目に”Album Version”で収録。
『TRIAD YEARS THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY (act II)』も同様に”Album Version”で収録。
また、『THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST』は歌詞が異なる”DEMO”バージョンが収録されています。こちらの方が元々用意されていた歌詞だそうです。
※『追憶のマーメイド』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『THE YELLOW MONKEY』のヒットソングはたくさんありますが、”代表曲を選べ”と言われれば、個人的にはこの『追憶のマーメイド』に一票です。
楽曲の知名度と『THE YELLOW MONKEY』の持つバンドの色が嚙み合った1曲だと思います。
”ひと夏の恋”、”若さゆえの過ち”が『追憶のマーメイド』のテーマでしょうか。
上記のキーワードだけ並べると、プラトニックな純愛を連想するかもしれませんが、内容はもっと衝動的で官能的です。
2回目Aメロでは”若さゆえの過ち”を歌っていますが、ここが衝動的で官能的にも関わらず、詩的な表現になっています。
決して難しい言葉を使っているわけではありません。ありふれた言葉を組み合わせて新しい言い回しを生み出しているところが素敵です。
サウンドは『THE YELLOW MONKEY』らしく、歌謡曲テイストを含んだ妖しい仕上がりになっています。
歌詞の内容も含め、『追憶のマーメイド』は『THE YELLOW MONKEY』の音楽性を表す1曲だと思います。
『追憶のマーメイド』収録アルバムレビューリンク
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