個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/FAIRY LAND

投稿日:2017年5月28日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

バンド名からして皮肉たっぷりですが、楽曲もバンド名に負けず劣らずの皮肉な内容が多いです。ただ、しっかり芯を捉えた言葉は胸にとっても響きます。ギラギラしたサウンドと相まってクセになる魅力があります!

今回は、『Bunched Birth』の3曲目、『FAIRY LAND』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

『FAIRY LAND』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名FAIRY LAND
演奏時間3:35
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

副題に『電気じかけのナルシス』とついています。

『FAIRY LAND』収録アルバム

アルバム名トラック#
Bunched Birth3

インディーズアルバム『Bunched Birth』の3曲目です。

※『FAIRY LAND』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

この『FAIRY LAND』のイントロを聴くと、『The Beatles』の『Birthday』が思い浮かんでしまいます。あの、某バカ殿様のテーマ曲です。

どことなく、イントロの雰囲気が似てません?ちょっとコミカルな感じとか。

本作『FAIRY LAND』に限らず、『THE YELLOW MONKEY』の曲って、妖しさと同時にコミカルな雰囲気があるものが結構ありますよね。”無邪気な道化師”とでも例えましょうか。何を仕出かすかわからない危うさで人を笑わせるような、そんな感じです。

『FAIRY LAND』、直訳すれば”妖精の土地”ですが、辞書を引くと”おとぎの国”とか”夢の国”といった意味もあるようです。実にファンシーですね。

ただ、『THE YELLOW MONKEY』の表現する『FAIRY LAND』は、一度聴けばわかる通り、皮肉に満ちた曲名が付けられているとわかります。内容はファンシーさの欠片もない、夜の営みの歌です 笑。

以下、『Bunched Birth』のAmazonリンクです。『Bunched Birth』のジャケットを表示させるとGoogle先生に怒られそうなので、文字リンクの配置とさせてください。

BUNCHED BIRTH (Amazonリンク)

Amazonで試聴できます。

『FAIRY LAND』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】Janne Da Arc/Junky Walker

2019年、突如解散を発表した『Janne Da Arc』。 キーボードを絡めたカラフルな音色、個々の卓越した演奏技術による派手なサウンド、そしてキャッチーなメロディーラインが魅力的な楽曲をいくつも生 …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/HEN

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。 自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動 …

【個別楽曲レビュー】GLAY/出逢ってしまった2人

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 耳馴染みの良いポップなメロディーと奇を衒わない素直な言葉で、J-POPの王道ともいえる音楽を世に繰り出し、人々を魅了 …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/VANISHING LOVE

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/HEAVEN’S DRIVE

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。