個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】GLAY/カーテンコール

投稿日:2018年2月10日 更新日:

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。

シングル、アルバムともにミリオンヒットを連発し、商業的な成功という意味においては、『GLAY』のデビューをプロデュースしたあのYOSHIKI率いる『X JAPAN』を超えたと言っても過言ではないでしょう。(もちろん、CDがたくさん売れた方が偉いとか、そういった話をつもりはないです。あくまで数字的な観点で。)

今回は、『GLAY』の楽曲、『カーテンコール』のレビューです。

※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY

theatre

『カーテンコール』の全体概要

基本情報

アーティストGLAY
曲名カーテンコール
演奏時間5:34
作詞TAKURO
作曲TAKURO
編曲GLAY& 佐久間正英

『カーテンコール』収録アルバム

アルバム名トラック#
BELOVED10
THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜 (Disc 1)12
MUSIC LIFE (BALLADE BEST☆MELODIES)10
REVIEW II -BEST OF GLAY- (TAKURO盤)12

オリジナルアルバム『BELOVED』の10曲目に収録。

1996年発売の『BELOVED』から13年後、『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』にてベストアルバム収録を果たしました。

※『カーテンコール』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『GLAY』のバラードと言えば、『HOWEVER』や『ずっと2人で…』あたりが有名でしょうかね。

しかし、本作『カーテンコール』、知名度は確かに上記のバラードに負けますが、内容は負けず劣らずの名作です。

とにかくメロディーが秀逸

Aメロ、Bメロ、サビと、メロディーの説得力だけで盛り上がっていきます。1コーラス目なんか、バックの演奏がピアノだけなんですけど、十分メロディーだけでストーリーが語られています。

コーラスもなく、楽器が増えるでもなく、メロディーを頼りにサビを盛り上げるって、本当にすごいと思います。『GLAY』の楽曲はどれもそうなのかもしれませんが、『カーテンコール』は前半のアレンジがシンプルなだけに、余計メロディーの良さが引き立ちますね。

アレンジと言えば、1コーラス目をピアノのみでまとめ、途中からバンドサウンドが入って来るという形は『X JAPAN』のバラードを思い出させるやり方です。

本作『カーテンコール』はYOSHIKIが絶賛したと言われていますが、この『X JAPAN』のバラードっぽいアレンジが気に入ったのかも知れませんね 笑。

『カーテンコール』収録アルバムレビューリンク

※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。