2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
ギラギラとした妖しい雰囲気はそのままに、復活後の彼らの楽曲には溢れんばかりの優しさを感じます。
離れ離れになっていた十数年という時間の中、『THE YELLOW MONKEY』というバンドが誕生した奇跡について、ある種悟りのようなものをメンバーたちが感じ取った結果なのかもしれませんね。
今回は、アルバム『9999』の11曲目、『Titta Titta』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『Titta Titta』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | Titta Titta |
演奏時間 | 2:52 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
本作『Titta Titta』がアルバム『9999』収録曲の中で最も演奏時間の短い楽曲です。
『Titta Titta』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
9999 | 11 |
オリジナルアルバム『9999』の11曲目に収録。
※『Titta Titta』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
演奏時間が短いこともあり、サクッと聴けちゃう1曲『Titta Titta』。能天気な曲調が印象的です。
歌詞中に出てくる「ラーマ」だとか「シータ」だとかいう不思議な言葉、これについて調べてみたところ、どうやら“ラーマーヤナ”というインドの叙情詩に関するもののように思われます。
というのも、この”ラーマーヤナ”という物語に登場するのが、ずばりそのままラーマ王子とシーター女王なのです(参考:Wikipedia/ラーマーヤナ)。本作『Titta Titta』に「ラーマ」と「シータ」が並んで登場することからも、この不思議な言葉は”ラーマーヤナ”の物語から取ってきていると見て間違いないかと思います。
ただ、”ラーマーヤナ”がどんな内容のストーリーなのかというところまでは調べていませんので、興味のある方はググってみてください。
それから、一番気になるのは曲名にもなっている「チッタ」という言葉ですよね。これは、残念ながら私の力では”ラーマーヤナ”の物語の中に見つけることはできませんでした。
ただ、しつこく探していると、インド関連で「チッタ」という言葉を少しばかり見つけることはできたのです。その意味は、“心”だとか”意識”のようなもののようです。それ以外は、よくわかりません!
正直、インドの文化や言語についてほとんど知識を持っていませんし、しっかり文献を当たったわけでもないので、めちゃくちゃなことを書いている危険があります 笑。
取りあえず、”本作『Titta Titta』にはインドに関するワードが散りばめられているのね”…程度の解釈でいれば、そんなに大きく外れてはいないはずです。
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『Titta Titta』収録アルバムレビューリンク
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