個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/出逢った頃のように

投稿日:2018年2月17日 更新日:

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。

特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。

これが日本人の心に響かないわけがない!

今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『出逢った頃のように』のレビューです。

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

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『出逢った頃のように』の全体概要

基本情報

アーティストEvery Little Thing
曲名出逢った頃のように
演奏時間4:24
作詞五十嵐充
作曲五十嵐充
編曲五十嵐充

5thシングル。2000年に『Every Little Thing』を脱退した五十嵐充が作詞・作曲・編曲を担当。

五十嵐充が脱退する前にリリースされたシングルの中では、唯一の日本語曲名。

『出逢った頃のように』収録アルバム

アルバム名トラック#
Time to Destination8
Every Best Single +35
Every Best Single 〜COMPLETE〜 (Disc 1)5
Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜 (Disc 1)5

オリジナルアルバム『Time to Destination』の8曲目に収録。

※『出逢った頃のように』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

イントロなしで始まるサビが印象的な1曲、『出逢った頃のように』。夏の香りに溢れる、爽やかな楽曲です。

歌詞の内容はというと、恋する女性の気持ちを歌ったものになっています。

星占いに飽きたり、デートに着ていく服に悩んだり、恋する女性が取るであろう行動を描いています。1番Bメロ最後に出てくる「夏の恋の魔法」なんてフレーズも、主人公の人物像を象徴する一節ですね。

女性というより、むしろ乙女って言葉が似合うくらいのイメージかもしれません。

一方で、”出会った頃のような気持で、この先もいたい”という本作のテーマは、裏を返すと”出会った頃のような気持でいるのは難しい”ことを既に知っている、そんな人物が主人公であるとも取れます。

歌詞中の言葉からは乙女チックなイメージを抱きますが、実はそこそこ経験豊かな主人公なのかもしれませんね。

そんな恋する女性の気持ちを歌った『出逢った頃のように』、作詞を担当したのは当時20代後半だった五十嵐充。おもいっきり男性です。

Amazonで試聴できます。

『出逢った頃のように』収録アルバムレビューリンク

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。