アルバムレビュー

【アルバムレビュー】Every Little Thing/Every Best Single +3

投稿日:2018年2月12日 更新日:

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。

特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。

これが日本人の心に響かないわけがない!

今回は、『Every Little Thing』のベストアルバム、『Every Best Single +3』のレビューです。

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

escalator

『Every Best Single +3』の全体概要

アーティストEvery Little Thing
アルバム名Every Best Single +3
発売日1999/3/31
収録曲数15
演奏時間63:28

総売り上げ枚数225万枚以上のモンスターベストアルバム。

演奏時間はトータル63:28。東海道線で東京・平塚間とだいたい同じくらいの時間です。

レビュー

『Every Best Single +3』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1Feel My Heart★★★★★5
2Future World★★★★☆4
3Dear My Friend★★★★★5
4For the moment★★★★☆4
5出逢った頃のように★★★★★5
6Shapes Of Love★★★★★5
7Time goes by★★★★★5
8Face the change★★★★☆4
9FOREVER YOURS★★★★☆4
10NECESSARY★★★★☆4
11Someday, Someplace★★★★☆4
12Over and Over★★★★☆4
13(When) Will It Rain (Instrumental)★★★☆☆3
14キモチ★★★★★5
15Dedicate (Instrumental)★★★☆☆3

#1~#12までは当時リリースされていたシングルが収録されています。ほとんどリリース順に並んでいますが、製作者側の意向で以下の部分が入れ替わっているようです。

#7 『Time goes by』は8thシングル (リリース順なら8曲目)
#8 『Face the change』は7thシングル (リリース順なら7曲目)
#11 『Someday, Someplace』は12thシングル (リリース順なら12曲目)
#12 『Over and Over』は11thシングル (リリース順なら11曲目)

あと、どうでもいいことですが、アルファベットの”F”で始まる曲名が多いことに気づきました(シングル12曲中5曲が該当)。

どちらかというと前半のシングル曲が好みです。

ただ、#13~#15のオマケ3曲のうち、#14の『キモチ』はシングル曲に負けないくらい好き。

※『Every Best Single +3』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『Every Best Single +3』全体の感想

五十嵐充がしっかり作り込んだポップスを、持田香織がやる気なさそうに歌う。いや、ホントはやる気あるのかもしれないけど、やる気なさそうに歌っているように聴こえる。

『Every Little Thing』のデビュー当初って、こんな感じの楽曲。

…それがイイ!!

五十嵐充の上質なJ-POPと、初期ELTにしか聴くことのできない持田香織のやる気のない歌声の組み合わせが私のツボなんです。

本作『Every Best Single +3』リリース後、ほどなくして音楽製作の中心を担っていた五十嵐充が脱退します。持田香織も歌い方を変えて、ELTはどんどん変わっていきます。

本作『Every Best Single +3』以降のELTは、もはや別のユニットです。そんな変わりゆくELTを追いかけながら、今のELTが一番だと思って楽曲を聴いている人もたくさんいるでしょうね。

ただ、私は…やっぱり初期ELTが好きです。

持田香織はこの作品に収められている『Feel My Heart』みたいな歌い方は、もうできないだろうな…。いや、仮にできたとしても”しない”ことを選びそう。

そう思うと、CDっていいですね。

もう二度と同じように演奏できないであろう楽曲なのに、再生ボタンを押せば何度でも完璧に理想の演奏を繰り返してくれますからね。

私のイヤホンからは、今日もやる気のない持田香織の歌声が聴こえてきます。

Amazonで試聴できます。

『Every Best Single +3』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

-アルバムレビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【アルバムレビュー】ポルカッドットスティングレイ/極彩

2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!! 女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドで …

【アルバムレビュー】チャットモンチー/chatmonchy has come

キラキラしたかわいい女の子ではなく(失礼)、もっと素の女の子をシンプルなバンドサウンドで表現してきた『チャットモンチー』! 気づけば、数多く存在する部活動的雰囲気を持った現代ガールズバンドの元祖とも言 …

【アルバムレビュー】ゴールデンボンバー/ゴールデン・アルバム

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。 エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。 このまま『 …

【アルバムレビュー】X JAPAN/Jealousy

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …

【アルバムレビュー】JUDY AND MARY/COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」

女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。 1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。