個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Shapes Of Love

投稿日:2018年2月18日 更新日:

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。

特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。

これが日本人の心に響かないわけがない!

今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『Shapes Of Love』のレビューです。

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

valentine

『Shapes Of Love』の全体概要

基本情報

アーティストEvery Little Thing
曲名Shapes Of Love
演奏時間4:59
作詞五十嵐充
作曲五十嵐充
編曲五十嵐充

『Never Stop!』と両A面になった6thシングルの1曲。

2000年に『Every Little Thing』を脱退した五十嵐充が作詞・作曲・編曲を担当。

『Shapes Of Love』収録アルバム

アルバム名トラック#
Time to Destination9
Every Best Single +36
Every Best Single 〜COMPLETE〜 (Disc 1)6
Every Cheering Songs4
Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜 (Disc 1)6

オリジナルアルバム『Time to Destination』の9曲目に収録。

また、ELTの応援ソングを集めたコンセプトベストアルバムなる『Every Cheering Songs』にも収録されています。

※『Shapes Of Love』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

サビのメロディーがとても印象深い1曲、『Shapes Of Love』。

それもそのはず、ポップス職人五十嵐充によって、本作『Shapes Of Love』のサビを印象付けるために、以下三つの手法が使われています。

一つはイントロ。

イントロ初っ端からギターとシンセの両方の音色でサビの主旋律を演奏しています。曲が始まった瞬間から登場するメロディーは、嫌でも印象に残りますよね。それがサビのメロディーならなおさら。

この手法は90年代のJ-POPでよく使われていましたが、あまりに露骨すぎて粋じゃないと判断されたのか、最近はあまり耳にしないですね。

二つ目はメロディーの音階。

ペンタトニックと呼ばれる音階を使っています。ドレミファソラシの内、ファとシを抜いてできる五音音階です(本作『Shapes Of Love』のサビはキーがEなので、厳密にはラとレ#を抜く)。

日本の民謡によく使われる音階で、我々日本人の耳にはよく馴染みます。他にも、日本一のCD売上枚数を誇る『B’z』がミリオンヒット作にこの音階をけっこうな頻度で使用しています。

三つめは転調。

Bメロからサビに移り変わるタイミングで転調されています。調が変わると、聴き手は”えっ!?”っという印象を持ち、結果、記憶に残りやすい楽曲になるわけですね。

やはりJ-POPでよく使われる手法ですし、”えっ!?”という効果を狙った電波系のアニソンでもよく使われるイメージがあります。

と、本作『Shapes Of Love』が印象に残るサビを持つに至る手法を書いてみましたが、だから良い曲かどうかは別モノなんですよね。ELTといえば、やっぱり『Time goes by』や『fragile』が世間的には名曲扱いでしょうし。

私はなんだかだで大好きな1曲ですけどね、『Shapes Of Love』。

Amazonで試聴できます。

『Shapes Of Love』収録アルバムレビューリンク

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/不愉快な6番街へ(Unpleasant 6th Avenue)

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉 …

【個別楽曲レビュー】ZONE/旅立ち・・・

“バンド”でも”アイドル”でもない“バンドル”という新しいジャンルで活動を始めた4人組グループ『ZONE』。 途中で本当に楽器を …

【個別楽曲レビュー】ポケットビスケッツ/ポケビのうた

テレビのバラエティー番組から生まれた音楽ユニット『ポケットビスケッツ』。 メンバーはウッチャンナンチャンの内村光良、千秋、キャイーンのウド鈴木の3人構成。『ポケットビスケッツ』はかなり昔に活動休止して …

【個別楽曲レビュー】相対性理論/ふしぎデカルト

2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』! 実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。 メンバーの中ではボーカルの「やくしまるえつこ」がソロでも曲を出し …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/Balloon Balloon

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! ギラギラとした妖しい雰囲気はそのままに、復活後の彼らの楽曲には溢れんばかりの優しさを感じます。 離れ離れになっていた十数年とい …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。