個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/ALRIGHT

投稿日:2019年6月13日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

ギラギラとした妖しい雰囲気はそのままに、復活後の彼らの楽曲には溢れんばかりの優しさを感じます。

離れ離れになっていた十数年という時間の中、『THE YELLOW MONKEY』というバンドが誕生した奇跡について、ある種悟りのようなものをメンバーたちが感じ取った結果なのかもしれませんね。

今回は、アルバム『9999』の12曲目、『ALRIGHT』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

nature

『ALRIGHT』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名ALRIGHT
演奏時間4:42
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

復活後第一弾シングルの『砂の塔』のカップリング曲。

『ALRIGHT』収録アルバム

アルバム名トラック#
999912

オリジナルアルバム『9999』の12曲目に収録。

※『ALRIGHT』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

2016年のイエモン復活に際し、真っ先に発表された新曲が本作『ALRIGHT』。

まさに、再始動そのものを歌い上げた1曲となっています。

本作『ALRIGHT』ではイエモン復活の様子が昆虫の羽化に例えて表現されているのが特徴的ですよね。

「蛹(さなぎ)」だの「ドロドロ」だの、一見グロテスクな表現もありますが、こういった”リアルな生命の躍動”の描写に、文字通り“イエモン復活の鼓動”を感じることができます。

本作『ALRIGHT』における昆虫の羽化というコンセプトも素敵ですが、個人的に気に入っているフレーズは1番2回目Aメロの箇所です。「神様が作る~」で始まる部分ですね。

ここでは昆虫の代わりに「猿」という言葉が出てきます。もちろん、”人間が進化する前の姿”という意味もある言葉でしょうが、やはり『THE YELLOW MONKEY』というバンドのことを指していると解釈するのが自然でしょう。

そんな言葉を使い、イエモン復活を願っていた人たちの気持ちを代弁するかのように「それはの名残」なんて言っちゃうところが、なんというか、最高に感動したんですよね。ホント、これまで「猿の名残」を追いかけてきたなって。

また、この「猿の名残」というやつ、これはイエモンのメンバー自身も追いかけていたものなんじゃないかなと思います。イエモン解散後、それぞれがそれぞれの場所で活躍していたのでしょうが、やはり『THE YELLOW MONKEY』というバンドの名残を消せないまま、心に抱えて生きてきたんだろうなって。

ファンもメンバーも、両方の気持ちを洒落た形で表現した「猿の名残」っていうフレーズ、本当、最高にかっこいいです。

『ALRIGHT』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/flying

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/Song for Night Snails

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉 …

【個別楽曲レビュー】黒夢/少年

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 ヴィジュアル系にカテゴライズされるイメージがありますが、その音楽性はアルバムをリリースする度にガラッと変わっており、一つのジャンルで …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/DESIRE

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE&#822 …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/MASS GAME

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 このバンドが活躍していた90年代後半から00年代前半頃はまだ”中二病”という言 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。