日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『死の灰』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『死の灰』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | 死の灰 |
演奏時間 | 4:08 |
作詞 | hyde |
作曲 | tetsu |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
『死の灰』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ray | 1 |
オリジナルアルバム『ray』の1曲目に収録。
※『死の灰』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
シンプルなバンドサウンドを聴かせてくれる1曲、『死の灰』。
『死の灰』という曲名から連想するほどヘビーな楽曲ではありませんが、歪みの効いたギターリフがなかなかハードな印象を与えます。
この曲、アルバム『ray』の1曲目に配置されていますが、ハードな曲が1曲目というのは当時のラルクとしては新しいパターンでした。今までの(『ray』以前の)ラルクのアルバムを思い返してみると…
- 1st『Tierra』1曲目:『In the Air』 → 壮大系
- 2nd『heavenly』1曲目:『Still I’m With You』 → ポップ系
- 3rd『True』1曲目:『Fare Well』→ バラード系
- 4th『HEART』1曲目:『LORELEY』 → 壮大系
こんな感じの分類ですかね。上記分類は私の独断なので異論はあるだろうと思います。
ただ、少なくともハード系の楽曲が今までアルバムの1曲目を飾ったことはないことに同意いただけるのではないでしょうか。
ハードな本作『死の灰』を1曲目に配置することで、アルバム『ray』は初っ端から新しいラルクを感じさせる作りになっているとも言えます。
ついでに『ray』と同時発売のアルバム『ark』の1曲目はというと、シングルにもなった『forbidden lover』が配置されています。こちら、分類するなら壮大系ですかね。
それから、アレンジの問題といえばそうなんですが、tetsu作曲で『死の灰』のようなハードな曲というのは珍しいですね。
tetsu作曲と言えば『DIVE TO BLUE』や『snow drop』のようなポップな曲、もしくは『Pieces』や『あなた』のようなバラードというイメージがあったので。
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『死の灰』収録アルバムレビューリンク
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