個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/死の灰

投稿日:2017年10月18日 更新日:

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!

かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。

今回は『死の灰』の個別楽曲レビューです。

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

bbq

『死の灰』の全体概要

基本情報

アーティストL’Arc〜en〜Ciel
曲名死の灰
演奏時間4:08
作詞hyde
作曲tetsu
編曲L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano

『死の灰』収録アルバム

アルバム名トラック#
ray1

オリジナルアルバム『ray』の1曲目に収録。

※『死の灰』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

シンプルなバンドサウンドを聴かせてくれる1曲、『死の灰』。

『死の灰』という曲名から連想するほどヘビーな楽曲ではありませんが、歪みの効いたギターリフがなかなかハードな印象を与えます。

この曲、アルバム『ray』の1曲目に配置されていますが、ハードな曲が1曲目というのは当時のラルクとしては新しいパターンでした。今までの(『ray』以前の)ラルクのアルバムを思い返してみると…

  • 1st『Tierra』1曲目:『In the Air』 → 壮大系
  • 2nd『heavenly』1曲目:『Still I’m With You』 → ポップ系
  • 3rd『True』1曲目:『Fare Well』→ バラード系
  • 4th『HEART』1曲目:『LORELEY』 → 壮大系

こんな感じの分類ですかね。上記分類は私の独断なので異論はあるだろうと思います。

ただ、少なくともハード系の楽曲が今までアルバムの1曲目を飾ったことはないことに同意いただけるのではないでしょうか。

ハードな本作『死の灰』を1曲目に配置することで、アルバム『ray』は初っ端から新しいラルクを感じさせる作りになっているとも言えます。

ついでに『ray』と同時発売のアルバム『ark』の1曲目はというと、シングルにもなった『forbidden lover』が配置されています。こちら、分類するなら壮大系ですかね。

それから、アレンジの問題といえばそうなんですが、tetsu作曲で『死の灰』のようなハードな曲というのは珍しいですね。

tetsu作曲と言えば『DIVE TO BLUE』や『snow drop』のようなポップな曲、もしくは『Pieces』や『あなた』のようなバラードというイメージがあったので。

Amazonで試聴できます。

『死の灰』収録アルバムレビューリンク

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/DEAR FEELING

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 大人の魅力を増して帰ってきてくれましたね! これから出す新曲やアルバムがどんなものになるのか楽しみです。年齢的な深みが増すこと …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/Voiceless Screaming

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/Cradle

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/じれったい

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。 自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動 …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/Twelve

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 アンダーグラウンドで知的で過激。当時の10代リスナーはある種の選民思想を抱きながら『PIERROT』の …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。