日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『Singin’ in the Rain』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
目次
『Singin’ in the Rain』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | Singin’ in the Rain |
演奏時間 | 4:35 |
作詞 | hyde |
作曲 | hyde |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
ミュージカル映画”雨に唄えば”に由来する曲名だそうです。
『Singin’ in the Rain』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
HEART | 3 |
オリジナルアルバム『HEART』の3曲目に収録。
※『Singin’ in the Rain』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ジャズ風な演奏とピアノが特徴的な1曲、『Singin’ in the Rain』。
『L’Arc〜en〜Ciel』にしては珍しい曲調です。ミュージカル映画”雨に唄えば”に由来の曲名とのことなので、曲調もそちらをベースにしているものと思われます。
おしゃれで都会的な雰囲気のある曲ですね。
雨を題材にした曲なんですが、けっこうスカッとしてるんで、思い浮かぶのはやっぱり欧米の都市かな。スターバックス発祥の街、シアトルとか。
おしゃれの代名詞=”スターバックス”なんて、発想が貧相ですみません 笑。
そう、雨を題材にしながらも“明るさ”が曲全体に漂っているのが本作『Singin’ in the Rain』の特徴ですね。
“雨を題材にしたラルクの曲”ってフレーズだけ見ればヘビーで暗そうな香りが漂っているんですが、実際は全然真逆で。そういう意味では意表を突いた曲とも言えるかもしれません。
ただ、おしゃれでジャジーな曲って、ラルクの本筋じゃないですよね。そういう曲が聴きたければ、そもそも最初からラルクを選ばないと思うので。
なので、ファンはどういう思いでこの曲を聴いているのか、ちょっと気になります。
私としては、本作『Singin’ in the Rain』は、あくまでアルバムの1曲として全体の中に色どりを添えているという立ち位置と解釈して聴いています。
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『Singin’ in the Rain』収録アルバムレビューリンク
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