2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
再始動前の2009年、『LUNA SEA』のリードギターを担当するSUGIZOがHIDEの後継として『X JAPAN』に加入したことも大きな話題になりました。ヴィジュアル系の歴史を作った2大バンド両方に席を持つって、冷静に考えるとすごいことです。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『IN FUTURE』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『IN FUTURE』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | IN FUTURE |
演奏時間 | 4:16 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
『IN FUTURE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
MOTHER | 7 |
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 3) | 1 |
オリジナルアルバム『MOTHER』の7曲目に収録。
ベストアルバム『LUNA SEA COMPLETE BEST』にも収録されていますが、Disc 3はASIA LIMITED EDITION限定です。
※『IN FUTURE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
高速ナンバーの『IN FUTURE』。心音で始まるオープニングが印象的。
高速ナンバーは『LUNA SEA』の得意分野で、インディーズ時代から存在しています。そのため、『IN FUTURE』が高速ナンバーであることは特筆すべき点というわけではありません。
『IN FUTURE』のポイントはやはり“洗練”ではないでしょうか。
インディーズ時代の乱暴さが際立つ高速ナンバーではなく、より大人な、洗練された高速ナンバー。アルバム『MOTHER』収録の『ROSIER』等にも言えますが、この段階まで来ることで辿り着いた新境地ですね。
本作『IN FUTURE』、イントロや間奏のバンド演奏が『オペラ座の怪人』に似ていますよね。
『オペラ座の怪人』といえば半音ずつ上がったり下がったりするオルガンの演奏が最も印象的な部分なんですが、本作『IN FUTURE』でも同じく半音ずつ上がったり下がったりする演奏があります。『オペラ座の怪人』の例のフレーズが印象的過ぎて、『IN FUTURE』を聴くとどうしてもちらついてしまいます。
ただ、パクリってほど真似ているわけでは無いんですよね。
むしろ、この半音上下運動こそ『IN FUTURE』の大切な個性だと思っています。なかなかクセになるフレーズで、たまに無性に『IN FUTURE』が聴きたくなるのはこの半音上下運動のせいでしょう 笑。
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『IN FUTURE』収録アルバムレビューリンク
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