“楽器を持たないパンクバンド”がキャッチコピーのアイドルグループ『BiSH』。そのメンバーの一人であるアユニ・Dのソロプロジェクトが『PEDRO』です。
アイドルのソロとしては珍しくバンド形式になっており、アユニ・D本人がベースの演奏をしているのも特徴ですね(とうとう楽器を持ってしまった!)。
今回は、『PEDRO』のミニアルバム『zoozoosea』の1曲目、『ゴミ屑ロンリネス』の個別楽曲レビューです。
※『PEDRO』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/PEDRO
『ゴミ屑ロンリネス』の全体概要
基本情報
アーティスト | PEDRO |
曲名 | ゴミ屑ロンリネス |
演奏時間 | 3:29 |
作詞 | アユニ・D |
作曲 | 松隈ケンタ |
編曲 | SCRAMBLES |
『ゴミ屑ロンリネス』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
zoozoosea | 1 |
ミニアルバム『zoozoosea』の1曲目に収録。
※『ゴミ屑ロンリネス』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ゴリゴリのベース音で幕を開ける1曲、『ゴミ屑ロンリネス』。これ、きっとアユニ・D本人が演奏しているんですよね。オープニングの時点で“アイドルだからってなめんなよ!”というロック魂を感じます。
そんなロックなイントロの後、耳に飛び込んでくるのはこれまたロックな巻き舌の歌唱!ナンセンスな歌詞と相まって、リスナーに媚びるつもりが微塵もない心意気がかっこいいです!
巻き舌歌唱のかっこいいAメロなのですが、私の第一印象は“『Mr.Children』の『シーソーゲーム』っぽいな”でした。本作『ゴミ屑ロンリネス』のAメロと『シーソーゲーム』のAメロの歌メロがそっくりなんですよね。
だからなんだって感じですよね、すみません。
でも、そう思ったら止められないのです。『ゴミ屑ロンリネス』の「得体の知れない~」というフレーズを聴く度、『シーソーゲーム』の「愛想無しの君が~」が同時に頭の中で流れ出してしまうのです。
『PEDRO』というバンドがミスチルをオマージュをしている雰囲気はないので、このメロディーの類似感は…たまたまでしょうかね。
…ちょっと難癖(?)をつけてしまいましたが、本作『ゴミ屑ロンリネス』がかっこいい楽曲なのは間違いないです。
デビューアルバムの1曲目というだけあって、この『PEDRO』というバンドの個性、もう少し言えば、『BiSH』からソロとして飛び出したアユニ・Dのアーティストとしての個性が冒頭からあふれ出ています!
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『ゴミ屑ロンリネス』収録アルバムレビューリンク
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