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【個別楽曲レビュー】X JAPAN/SCARS

投稿日:2018年1月18日 更新日:

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。

YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。

2007年の再結成は衝撃的な出来事でしたが、それから10年以上経つものの、オリジナルアルバムが1枚もリリースされないのがもどかしくもあり、『X JAPAN』らしくもある、そんな気持ちです 笑。

今回は、『X JAPAN』の楽曲、『SCARS』のレビューです。

※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

texture

『SCARS』の全体概要

基本情報

アーティストX JAPAN
曲名SCARS
演奏時間5:10
作詞HIDE
作曲HIDE
編曲X JAPAN

メジャーデビュー後の14thシングル。

『X JAPAN』のシングルA面は、ほとんどYOSHIKIの作詞作曲なのですが、本作『SCARS』は珍しくHIDEが作詞作曲を担当。

『SCARS』収録アルバム

アルバム名トラック#
DAHLIA2
Singles 〜Atlantic Years〜10
X JAPAN BEST 〜FAN’S SELECTION〜 (Disc-2)5
THE WORLD 〜X JAPAN 初の全世界ベスト〜 (DISC 1)3

メジャー3rdオリジナルアルバム『DAHLIA』の2曲目に収録。

数多くのベストアルバムに収録されていますが、YOSHIKI作詞作曲でない曲でこれだけのベストアルバムに収録されているのは、本作『SCARS』が唯一と言っていいのではないでしょうか。

※『SCARS』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『Forever Love』のLast Mixを除けば、『X JAPAN』が1997年に解散する前にリリースした最後のシングルが本作『SCARS』。

アルバム『DAHLIA』リリース直後にリカットシングルとしてリリースされたためか、売上枚数は10万枚程度と振るいませんでした。ただ、ファン投票で収録曲を決める『X JAPAN BEST 〜FAN’S SELECTION〜』では見事11位を獲得し、同アルバムに収録されています。

やはり、売上枚数とファンの人気が比例するとは限りませんね。

本作『SCARS』、HIDEによる楽曲ではありますが、ベチベチベチと高速で弾かれるバスドラムとToshlの歌声のおかげで、聴き心地は完全に『X JAPAN』のそれです。

ただ、雰囲気はどこかHIDEの香りがありますね。YOSHIKI作曲の楽曲は”スーツを着た大人”と言いますか、ハイスピードでやんちゃな曲でも上品な感じがするのですが、HIDEの作曲した本作『SCARS』は“おもちゃで遊ぶ子供”のような、そんな無邪気さが感じられるんですよね。

HIDEがもし生きていたら…と言っても仕方ないのですが、もし今でも活躍していたら、例えば『SCARS』のセルフカバーなんかして、我々を楽しませてくれていたかもしれません。

Amazonで試聴できます。

『SCARS』収録アルバムレビューリンク

※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。