個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】チャットモンチー/8cmのピンヒール

投稿日:2017年11月12日 更新日:

キラキラしたかわいい女の子ではなく(失礼)、もっと素の女の子をシンプルなバンドサウンドで表現してきた『チャットモンチー』!

気づけば、数多く存在する部活動的雰囲気を持った現代ガールズバンドの元祖とも言える立ち位置になっています。

そんな『チャットモンチー』も、メンバー脱退を経てギターボーカルとベースの二人になり、すでにメジャーデビューから10年以上が経過しています。もはや、ガールズバンドという括りではおさまりきらないバンドなのではないでしょうか。

今回は、『8cmのピンヒール』のレビューです。

※『チャットモンチー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/チャットモンチー

shoe

『8cmのピンヒール』の全体概要

基本情報

アーティストチャットモンチー
曲名8cmのピンヒール
演奏時間4:07
作詞高橋久美子
作曲橋本絵莉子
編曲チャットモンチー

『8cmのピンヒール』収録アルバム

アルバム名トラック#
告白1
チャットモンチー BEST〜2005-2011〜15
BEST MONCHY 1 -Listening- (CD1)17

3rdフルオリジナルアルバム『告白』の1曲目に収録。

※『8cmのピンヒール』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

1stミニアルバム『chatmonchy has come』あたりの楽曲が、未だに私の中の『チャットモンチー』というバンドのイメージとして焼き付いています。

“部活動”とか”放課後”とか、そんなのがキーワードのガールズバンドって思っている節があるということです。

本作は『8cmのピンヒール』って曲名がついています。

“ピンヒール”って、もう、この言葉から連想するのは完全に大人の女性ですよ。いつまで私は間違ったイメージで『チャットモンチー』を見ているんでしょうね、反省です…。

…とはいえ、本作『8cmのピンヒール』の楽曲は”大人の女性”を象徴するツールとして出てきているワケではないです。多分。

例えば、キメのフレーズで何度か登場する「8cmのピンヒールで…」というところ、ここは“この恋はなかなか進展しないね、まるで8cmのピンヒールを履いて走っているみたいに”という内容を示している比喩なんじゃないかなと解釈しています。

比喩と言えば、1番のサビ最後に出てくるフレーズ、「真っ黒な画用紙に…」ってところが素敵です。月夜をこういうふうに表現したのって、この人たちが初めてなんじゃないでしょうか。

主人公の気持ちと見えている景色と、そのどちらをも一言で表現した、絶妙なフレーズだと思います。

Amazonで試聴できます。

『8cmのピンヒール』収録アルバムレビューリンク

※『チャットモンチー』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/チャットモンチー

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/LOVELESS

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 ヴィジュアル系というジャンルにおけるバンドアンサンブルの方針、特に、ツインギターの絡み方を …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/毛皮のコートのブルース

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! ギラギラとした妖しい雰囲気はそのままに、復活後の彼らの楽曲には溢れんばかりの優しさを感じます。 離れ離れになっていた十数年とい …

【個別楽曲レビュー】黒夢/心臓

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 1994年のメジャーデビュー後、順調にセールスを伸ばしていた中1999年に無期限の活動停止を発表。そしてその約10年後の2010年、 …

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/列車クラシックさん

ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』 注目のされ方 …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/水のない晴れた海へ

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。