個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/SELVES

投稿日:2018年12月16日 更新日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

自身主宰のLUNATIC FEST.ではベテランバンドから若手バンドまでを巻き込み、日本のロックシーンに歴史的1ページを刻み込みました。活動再開後も、こうした形で『LUNA SEA』の活躍を見られるのは嬉しいですね。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『SELVES』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

blue

『SELVES』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名SELVES
演奏時間8:00
作詞LUNA SEA
作曲LUNA SEA
編曲LUNA SEA

『SELVES』収録アルバム

アルバム名トラック#
STYLE11

メジャー4thオリジナルアルバム『STYLE』の11曲目に収録。

本作『SELVES』がアルバム『STYLE』の最終トラックになります。

※『SELVES』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

本作『SELVES』、なんというか、非常に独特な1曲です。

この楽曲にはINORANの印象的なアルペジオもありませんし、SUGIZOのかっこいいギターソロもありません。自然と身体を揺らしてしまうようなJと真矢のグルービーなリズムもありませんし、もちろん、RYUICHIの痺れるシャウトもありません。

一定のパターンを繰り返すリズム隊と効果音のように演奏されるツインギター、それが粛々と、8分間にわたって繰り広げられる…というのが本作『SELVES』です。

…上述の文言だけ見れば退屈な楽曲のようにも思えてしまいますよね。

事実、初めて聴いたときはなかなかに退屈な1曲だなという感想を持ちました 笑。

ただ、何度も聴いているうちにまた違った感想を抱き始めたのも事実です。

今でも積極的に聴きたくなる楽曲というわけではないのですが、アルバム『STYLE』を通して聴き、最後にやってくる本作『SELVES』に対して妙な納得感を覚えている…そんな感じです。

普段の”おれがおれが!”と個人が主張し合う『LUNA SEA』の姿はありませんが、こんな実験的な楽曲を何度も聴かせられるだけの説得力を持たせられるのは、『LUNA SEA』だけなんだろうなという気がしています。

そういう意味で、消去法的な考えながらも本作『SELVES』は『LUNA SEA』らしい楽曲であることに間違いないと思うのです。

本作『SELVES』、濃密なアルバム『STYLE』をより取っつきにくくしている張本人である一方、アルバム『STYLE』の完成度を高めている張本人でもあるような、そんな独特で個性的な1曲です。

『SELVES』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/What is love

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/angel song -イヴの鐘-

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!! UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です! そんな『the …

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Dear My Friend

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/Rainy days never stays

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!! UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です! そんな『the …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/自■の理由

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 2006年突如解散してしまいましたが、最近になってライブを開催してみたりファンクラブを再始動させたりと …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。