個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ポケットビスケッツ/GREEN MAN

投稿日:2017年5月6日 更新日:

テレビのバラエティー番組から生まれた音楽ユニット『ポケットビスケッツ』。

メンバーはウッチャンナンチャンの内村光良、千秋、キャイーンのウド鈴木の3人構成。『ポケットビスケッツ』はかなり昔に活動休止してしまいましたが、メンバーの皆さんはそれぞれ大活躍されています。

バラエティー番組の企画とは思えないほど高クオリティーの楽曲をリリースし、本当に真面目に名曲も生まれています!!この先も聴き継がれていくこと間違いなしですね。

今回は、『ポケットビスケッツ』のベストアルバム『THANKS』の5曲目、『GREEN MAN』のレビューです。

※『ポケットビスケッツ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポケットビスケッツ

green

『GREEN MAN』の全体概要

基本情報

アーティストポケットビスケッツ
曲名GREEN MAN
演奏時間4:48
作詞UDO & ポケットビスケッツ
作曲TERU & パッパラー河合
編曲パッパラー河合

4thシングル。

作曲のクレジットに”TERU”とありますが、『GLAY』は関係ありません。ウッチャンナンチャンの内村光良のことです。

『GREEN MAN』という曲名は”未熟な男”という意味でしょうかね。

『GREEN MAN』収録アルバム

アルバム名トラック#
Colorful8
THANKS5
THANKS 20th Edition 〜Pocket Biscuits Single Collection+4

オリジナルアルバム『Colorful』の8曲目に収録。

※『GREEN MAN』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

1stシングル『Rapturous Blue』、2ndシングル『YELLOW YELLOW HAPPY』、3rdシングル『Red Angel』と、これまでの『ポケットビスケッツ』の曲は千秋がボーカルを務めてきましたが、ここに来て4thシングルの『GREEN MAN』ではキャイーンのウド鈴木がボーカルを担当しています。

『YELLOW YELLOW HAPPY』、『Red Angel』とミリオンヒットを続けて飛ばした後でボーカルを代えるという、まさかの冒険に出た格好です。

…もし『B’z』が次の新曲で二人のパートを交代すると発表したらどうなるでしょうか。松本が歌い、稲葉がギターを弾くシングルを『B’z』名義で出す…世間へのインパクトは相当なものですよね。

しかし、本作『GREEN MAN』でやっていることは、例えるならそういうことです 笑。

バラエティー番組の企画発祥のユニットですが、やっていることはかなりロックだと思います。

商業的な成功の後でも守りに入らない姿勢が非常にかっこいいです。

曲調はこれまでの『ポケットビスケッツ』らしく、エレクトロニックなサウンドがベースになっていますが、ギターの割合がちょっと多めな感じ。

好き嫌いはあるでしょうが、以前の3作に比べると『GREEN MAN』はそこまで好きになれませんでした。

千秋の歌詞とボーカルって偉大。

Amazonで試聴できます。

2016年に20th Editionも出ています!

収録内容が『THANKS』とは若干違いますが、有名どころはしっかり押さえてあるラインナップです。

『GREEN MAN』収録アルバムレビューリンク

※『ポケットビスケッツ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポケットビスケッツ

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】Janne Da Arc/Junky Walker

2019年、突如解散を発表した『Janne Da Arc』。 キーボードを絡めたカラフルな音色、個々の卓越した演奏技術による派手なサウンド、そしてキャッチーなメロディーラインが魅力的な楽曲をいくつも生 …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/Caress of Venus

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】GLAY/Trouble On Monday

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 『GLAY』の商業的全盛期はTAKUROがメインコンポーザーとしてシングルA面楽曲の全てを作詞作曲していましたが、2 …

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Dedicate (Instrumental)

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。 特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダ …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/FREAKS

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 このバンドが活躍していた90年代後半から00年代前半頃はまだ”中二病”という言 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。